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振り返るとスラムダンクみたいだった


長男は野球をしていて高校3年生になります。

この間、春季大会があり結果はベスト4

ポジションはファースト

背番号は「3」

縫っておいてとか言うこともなく
無造作にテーブルに背番号が置かれてあって
いつもは背番号をミシンで縫ってるけど
ミシンの糸調子が悪く手縫いすることに。

正直めんどくさいなと思ってて

でもなぁ、、あと何回かしか背番号縫うことないんだ。

とか縫いながら考えていたらミシンの調子悪くなって良かったかも。
と思えてきて、時間かかったけど手縫いで縫えて良かったなって思えてきちゃって。
本当不思議ですよね。
考え方次第で良かったと思えてしまう。
そんなこと考えながら、無事前日に縫い終える事が出来て一安心。

そして、試合当日の朝

普段は玄関まで息子を見送ることはないけど
その日は朝から

「頑張ってね」

と見送ると

長男も少しビックリしていたようで

「おう」

と言って家を出ていきました。

久しぶりの試合に私がドキドキしていましたが
1回戦、2回戦と勝ち進んでいき第1シードの高校と対戦することに。

ここに勝てばベスト4

周りのみんなが第1シードの対戦相手に勝つのではなくどこまで通用するかなという感じでした。

そう。誰も勝てるなんて思ってなかったんです。

だって相手は絶対王者の山王ですもん。

試合が始まりずっと0が並ぶなか1点リードされましたが取り返し1-1の展開に。

9回裏、これで点が取れればサヨナラの場面
1アウト、ランナー1、2塁。

バッター4番 セカンドゴロ。

ゲッツーで延長戦だと誰もが思った時
相手のエラーでランナーが帰って来て

まさかの!!

サヨナラ勝ち!!

え??うそ?勝った?勝った!!キャー!!
やったー!!勝ったー!!

まるで優勝したかのように大喜び。

斜め前にいた部員のお姉ちゃんが泣いているのを見て堪えられなくなり私もつられて号泣。

あんな綺麗な涙久しぶりに見た。

めちゃくちゃ感動した。

感動をありがとう。

最後まで諦めなければ何があるかわからないんだと見せつけられた試合だった。

そして準決勝
もちろん優勝目指して頑張ったけど

まさかのコールド負け。

もうさ、スラムダンクみたいだなって。

試合が終わってみんな心も体もズタボロで。

こんな想定外のことをやっちゃうチーム。
その悔しさを糧にこれから夏に向けて最後まで突っ走ってほしい。

自分が行きたかった高校で野球を
一生懸命している息子の姿を見れていることに
ただただ嬉しいしかない。

最後の最後まで全力で応援するから。
ぜったい諦めないでね。

頑張ろうぜ〇〇高校!!






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