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その話の主語は?

昨日はお世話になっている方が主催の会でスピーカーとして会社や家以外のコミュニティ作りの大切さ、社会人になってからの友人作りについて話をさせていただきました。
フランクな場で皆さんが話しやすい雰囲気を作ってくれて非常に助かりました。

最後の雑談タイムで少し恋愛の話にもなって、ある話題で少し会話が盛り上がりました。

その話題とは主語が「俺が」ばかりの男性ってどう?
という話題です。
まあ、確かに自分の話ばかりする人っていますよね。(僕も完全にそっちタイプですが笑)

「自分にしか興味がないのかな?という気がして嫌」という意見もあれば、「自分の考えをしっかり話せるのって素敵」という意見もありました。
どちらが良いとか悪いではなくて好みの問題なんだとは思うんですが、色んな捉え方があるんだなあと思いました。

これは恋愛に限らない話で、相手にしっかりと興味を持つことも自分の話をしっかり話せることも両方大切ですよね。
要はバランスなんだと思うんですが、コミュニケーションを取るにあたって話が噛み合っているかどうか、というのは重要なポイントです。
これは仕事の現場でも良くあるのですが、会話のボールを投げ合っている様に見えて実はキャッチボールになっていない、つまりお互いがお互いの投げたいボールを投げているだけの会話って結構目の当たりにするんですよ。

例えば仕事の問題解決したい上司と、叱責されたくない部下。
上司は仕事上の問題の原因を正確に知りたいだけなので、色々と部下に質問します。
けれども、部下は叱責されたくない、だけなので保身の為の言い訳を続けてしまう。
この様な事が起こると、この2人は会話の目的が違うので会話をしている様に見えて、実は全然会話が噛み合っていません。

当然ですが、誰とでも会話を噛み合わせることが出来る人がコミュニケーション力の高い人です。
良く学生の間でも「コミュ力が高い」なんていう言われ方をしますが、これは1人で面白おかしく話し続けることが出来る能力ではなくて、会話の中に出てくる主語、つまり「僕」と「あなた」のどちらを主語にしているか、の使用頻度のバランスが良い人なのかな?と漠然と思ったわけです。

恋愛においても新しい出会いのチャンスを掴むためには、相手に興味を持って「あなた」を主語において会話をすることは大切な事です。
なにより、パートナーとの良好な関係を継続させていく上で、誰を主語において話をしているのか?というバランスを気にすることは大切な事なのかも知れませんね。

ではまた!



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