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【第二章】「キライ」がくれる成功の必須条件

最近「好きなことを仕事にする」という内容の本を良く見かけます。

当然好きなものを仕事にできるに越したことはないのですが、逆にキライな事に取り組むことによる効果は高いと思ってます。

昨日、僕のサッカー人生を例に挙げて成功と成長について書きました。

僕はサッカーが大好きでした。
だからこそ、26年間も続けて来れたとも思っているのですが、そこに落とし穴があったと思ってます。

好きなものだと成果が出ていなくても続けられてしまうんですよね。
そもそも自分が好きな事なのでインプットも楽です。自分の興味のある範囲でどんどん吸収します。
それに、好きなものに真面目に取り組んでいれば、「いつか成功できる」と勘違いするんですよね。
良くも悪くもその「いつか」を待ててしまうんです

一方でキライな事はどうか。
キライな事にあえて取り組む場合、取り組む前に無意識に「やる意味」や「メリットとデメリット」を吟味します
つまり、「どうせやるなら何かを得よう」という発想になってアウトプットありきのインプットになる。だから無駄を省いて最短で結果を出す方法を考えるようになるという事です。

分かりやすい例えで言えば「学校の宿題をいかに手間暇かけず提出するか」という発想は仕事では非常に大切だと思ってます。
「提出を完了する」という目的に対して、最小の労力と時間をかけて受理される最低限の内容で提出する方法を考える。
これはサボるススメではなくて、宿題における最終的に求められている要点に目を向ける事に意味があるということです。

好きな事、キライな事のどちらに取り組むにしても、ここでは何を求められているかを考えて、どういうアウトプットをするかを定めた上でインプットする、という発想は非常に大切で、それを養うためにはキライな事に取り組む事はむしろ近道だと思います。

言わずもがな、この発想をスキルとして身に着けた後で好きな事に取り組めば当然成果は計り知れません。
大切なのは常に周りの意見を聞き、意識を外に配ること。求められている要点は何か、客観的に判断できるようになることです。

僕はこの能力なくして成功はあり得ないと思っています

偉そうに書き連ねましたが、昨日の記事を読まれている方はお察しの通り、僕もこの発想は苦手です。(笑)
毎日、成功の為にその能力を磨いている最中ですね。

一方で、自分が決めたことを日々やり続けることは得意です。
明日は成長の仕方=効果的なインプットの仕方について書きますのでお楽しみに。

ではまた!

最後に一言
「20代で苦労した者だけが30代で夢の世界を見ることが出来る」 矢沢永吉

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