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『うしろから聞こえていないかい?』〜記憶と記録と657〜

ゴチャゴチャした頭の中
整理が進まない
お腹もいっぱいになり
なおさら頭がまわらない

街を歩いていたら
戦争に対して
声をあげている人がいた
人々が街を歩き
足を止める人もいれば
そうでない人もいる
時間がなにもなかったように
流れていく

戦争は悪だ
誰もがわかっている
それでもおこなわれる戦争
誰が望んでいるのだろう
多くの人が不幸になるのに

砂糖のような
甘い日々でなくてもいい
戦火におびえることのない
日常が戻ってきて欲しい
今はなにもおきていないこの国も
気をゆるめると
その足音が近くに
聞こえるかも知れない

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