神崎葵@G-zass

WEBディレクター 兼WEB、DTPデザイナー。ネットでの主な活動は、作詞/デザイン全般/シナリオ書き...etc

彼と彼女の物語

当たり前になっていた日常とは、簡単に崩れ落ちる事をまだ知らない頃。  俺は中学三年の夏を迎えていた。  その頃も相も変わらず、戸松と日高と高校受験だというのに馬…

そして、また少年は立ち止まる

俺らは文化祭という一大イベントを終えて、次のイベントに期待を膨らませていた。 「文化祭も終わったし、次は修学旅行か」  昼休みに、俺はいつも通りに日高と戸松と食…

そして、彼女は言葉を失う。

親友の頼みを無下にもできず、私は彼女の為に探りを入れる事になる。  京都駅のホールで、私たちは十五分の自由時間に入った。  私たちは時間をつぶす様に、お土産売り…

彼女と彼女の事情

人間はいつでも嫌な想い出を残す。  それは後悔や罪という一言で、その本人を縛り上げてします。  書物はこう語る。  罪の意識は、最も重要な形では、一段と根の深い…

エピローグ

放課後の夕暮れ時、また菅野とカフェ「マーチヘア」に来ていた。  今回は俺が計画したわけでなく、菅野から誘われたのだ。  前回よりも少し客も少なく、静かな雰囲気が…

星空

星空が一面に頭上に広がっていた。  暗い海面を薄っすらと照らし、波の海練を象っている。  ただその微かに見える景色を眺めていた、波の音のリズムに耳を傾けていた。…