【海外生活】今週の食料買い出し@スウェーデン王国(2023年26週目)
今週の買い出し(2023年26週目)
さて、今週の買い出しも終わり。先週、先々週と少し買い過ぎてしまったので、今週は節約を…と思っていたのだが、どうもついつい買い過ぎてしまう。スーパーマーケットまで距離があり、買い出しがそれなりにハードワークなので、つい一度に買えるだけ買ってしまおうという思考が働いてしまうんだよなぁ。
では、自省も込めて先週同様、商品の値段も含めて買い出しの内容をまとめていく。
読者の皆々様にはスウェーデンにおける現地での生活感とともに、食材の"生の価格帯"というものも併せて楽しんでいただければと思う。
肉・魚介類
今週は肉・魚介類はあまり買わないようにしようと思っていたのだが、めぼしい商品が売られていたので多少購入。
Fläskklägg(骨つき豚すね肉) : 49.95 SEK/kgで0.975 kg → 54.99 SEK
Blandfärs(合挽き肉):115.00 SEK/kgで0.536 kg → 61.64 SEK
Kyckling hel(丸鶏):57. 50 SEK/kg で1.091 kg → 62.73 SEK
(1 SEK = 13.38 JPY)
肉の小計は179.36 SEK(約2400円)。
相変わらず豚肉製品は値段が安い。骨つきの豚すね肉が49.95 SEK/kg(日本的にいうと100g 65円ほど)。さて、この豚すね肉は来週の火曜と木曜どちらで使おうか。
火曜のドイツ料理ならEisbine、木曜日のスウェーデン料理ならFläsklägg med rotmos。どちらにしても豚すね肉は塩漬けにしておく必要があるので下処理をしておく。
塩漬けには最低でも3日は欲しいので火曜日ならギリギリになるかな。木曜のFläsklägg med rotmosの方がいいかな。
丸鶏もこちらでは比較的手頃な値段で購入できるので、何かの時のために
常に一羽は冷凍庫に保存しておくことにしている。kgあたり日本円にして約750円で一羽1000円かからない。こちらの住居はほぼどこの家庭にもビルトインオーブンが付いているので丸鶏なども比較的身近な食材となっているのである。
我が家でも日曜日の昼は肉のローストを食べるので丸鶏を調理することは多い。
野菜類
さて、続いて野菜。
今週はじゃがいも、大蒜、生姜、ポロネギが切れていたのでこれらの購入は必須。さらに今週の日本食は天ぷらが食べたくなったので何かしら揚げられそうなものを…と。
Potatis färsk (新じゃがいも) : 12.95 SEK/kgで1.091 kg → 14.14 SEK
Ingefära (生姜) : 96.00 SEK/kgで0.342 kg→ 32.83 SEK
Lök vit (大蒜) : 250 g → 29.95 SEK
Purjolök (ポロネギ) : 25.00 SEK/kgで0.818 kg → 20.45 SEK
Gurka (きゅうり) → 14.89 SEK
Auberine (なす)→13.95 SEK
Zucchini(ズッキーニ) 1 st 15.95 SEK で2本 → 25 SEK (2本購入割引)
Ruccola mix (ルッコラミックス) → 44.95 SEK
(1 SEK = 13.38 JPY)
野菜の小計は196.16 SEK(約2625円)。
この季節、スウェーデンの食材の中でも最も愛され、美味しいと言われるのが
新じゃがいも。夏の到来を祝うMidsommarでも大活躍する食材である。
1 kgあたり日本円にして約173円。日本の値段を覚えていないので、比較して安いか高いかはよくわからないが、絶対的に安価な食材なので家計の助けになる。
まあ、そもそもスウェーデンではじゃがいもは主食なので、これらの値段が高いと困るわけだ。
調味料や缶詰など加工品類
そして、最後にその他の購入品。今週はこのあたりにかける費用が嵩んでしまったのだよなぁ。
今週のジュースは野菜ジュース的なものを選択。このブランドのジュースは美味しいのだが少々値段がお高い。1本あたり49.95 SEKする。さらにペットボトル代として1 SEKかかる(この1 SEKはペットボトルをスーパーの回収機に返却すると戻ってくる)。
この野菜ジュースについて、特筆すべきは"Chili"が材料に入っていること。これが実際にかなり辛味がある。味自体は悪くはないのだが、慣れないと驚くかもしれない。
そして、こちらは今回の買い出しの個人的な掘り出し物。
実は初めて見かけた商品なのだがSvrt Oliven、つまり黒オリーブの缶詰である。元々オリーブに目のない私としてはどうしても惹かれてしまう商品。
加えて、このあたりではちゃんと"黒い"ブラックオリーブの瓶詰めが手に入らないので、ブラックオリーブは前々から探していたのだった。
このオリーブの缶詰の中身は…
半乾燥の塩蔵オリーブといったところだろうか。
うん、とりあえずちゃんと真っ黒なオリーブだ。
これでようやく我が家でもPuttanescaを作ることができるかな。とりあえず、翌月曜の夕食はPuttanescaを試してみることにしよう。
そして、貯蔵がなくなったシリアルの追加。
今回購入したのはお気に入りのBanan & Choklad(バナナ&チョコレート)と、普段あまり選ばないYoghurt & Jordgubb(ヨーグルト&いちご)のふたつ。というのも
普段一箱47.95 SEKのところ、セールで40SEKになっていたのだ。
個人的にはこれらのシリアルには牛乳とヨーグルト、あるいはスウェーデン特有の乳製品"filmjölk"の1.5%のものをかけて食べるのが好きである。
そして、今週はちょっと甘味類を奮発。
こちらはDelikatessbollar(美味しいボール)という名のお菓子で、その正体は何なのかというと"Cocos boll"、つまりココナッツボール。これがなかなかに美味しいのである。
スウェーデン菓子らしく、非常に甘い。ちなみにスウェーデンらしく、こちらのお菓子もグルテンフリーかつミルクフリー。スウェーデンは個々人の食物アレルギーの多様性があるので、"〜フリー"な食品が多く、かつ前面に並べられている。
なので注意しないと、取りやすいところにある商品を取ったら制限食品だったということもザラである。
さて、断面はこちら。
ふわふわとしてとろっとした食感で口の中で溶けてしまう。
ネタバラシをするとこのお菓子の材料はメレンゲである(だと思う)。
ただでさえ甘い上に底面部はミルクチョコレートでコーティングされているので、日本人でかつ特段 甘党ではない人にはおそらく甘すぎるので注意されたし。
かくいう私は、作業などの片手間にパクパク口に放り込んで行けてしまう程度には上等な甘党である。
さらにドーナツを二つほど購入。
種類によって値段は多少上下するが、平均して一つあたり12 SEKほど。
スウェーデンの大抵のスーパーマーケットでは以下の写真のようなパンやペイストリーのショーケースが設置されている。
このケースから個人個人がそれぞれ好きなもの選び、備え付けの紙袋に入れてレジに持って行けば購入できるので、スウェーデンに観光に来る予定がある人は是非試してみることをおすすめする。
あとはカシューナッツを二袋。これがまたそれなりの値段がするのだが、まあナッツ類はある程度値段がかさむものだからなぁ。
結局、今週の買い出しは合計で747.62 SEK。先週と比べれば安いのだが、予定よりはだいぶ高くついてしまった。まあ、原因は分かりきっていて今週は甘味など嗜好品を買い過ぎたわけだ。ついつい財布が緩んでしまう。引き締めなければ、気持ちも財布の紐も…
もちろん、先週購入したものにしても、今日購入したものにしても一週間で使い切るわけではないので使った分を一週間の食費ということはできないのだが(我が家では特に肉類は基本的には大きな塊で購入するので、3週間前に購入した肉類もまだ冷凍庫に残っている…)、できれば1週間の二飛用品購入費は500 SEKほどにとどめたいものである。まあ、今のところ現実的ではないが…。
今週の和食と来週の夕食献立(週日5日間の予定)
さて、毎週のことながら買い出し直後、我が家の土曜の夕食は和食(日本食)。今週は買い物に行く前から天麩羅を食べようと心に決めていたので、天麩羅に使えそうな食材を見繕ったのである。うまく仕上がると良いな。
最後に今回購入した食材を使っての来週一週間(週日5日分)の夕食の予定を…。
月曜 : Pasta alla puttanesca / Peperoni imbottiti
火曜 : Schnitzel / Kartoffel suppe
水曜 : 湯餃 / 涼拌薄荷肉片
木曜 : Fläsklägg med rotmos
金曜 : Ajillo / Porrusalda
実際に作った料理はいつも通りtwitterにて