トガプロ企画進捗報告vol.3【自習室】

こんにちは！トガプロです。
3回目のトガプロの各企画の進捗報告を行いたいと思います！
今回は自習室班です。

目次
Ⅰ.活動目的
Ⅱ.活動目標(今年度1年間で達成したいこと)
Ⅲ.年間スケジュール
Ⅳ.ここまでの活動報告

Ⅰ.活動目的

【インプットする】
トガプロ自習室が始まった経緯として、「トガプロはイベントなどでアウトプットをする機会は多いけれど、地域領域で今どんな議論や思想があるのかというインプットがないという問題意識」が掲げられます。この問題を解決しようと継続されているのが自習室です。
活動をする中で、活動の意義を高めるためにはインプットが大事だと考えています。例えば、料理をしたいとなった時に、何も知識がなくても料理を作ることは可能ですが、食材や器具の知識があれば、食材の強みを活かしながら美味しい料理や新しい料理が作れますよね。このように、「知識がある」ということはトガプロで活動をしていく上で、活動をより良いものにする武器だと考えています。インプット（知識）はアウトプット（活動）の基礎なのです。
ただ、「インプット」＝勉強というイメージが強く、一人だとあまりやる気にならないのが事実です。そこで、自習室というプラットフォームを作り、みんなで集まり、意見を共有しながら、地域について学んでいこうと思っています。
最終的には、「自分事の意識を持ちトガプロの活動の意義を明確に持って活動できる様にする」ことが自習室のゴールだと考えています。

Ⅱ.活動目標

自習室の活動目的をふまえて、今年度の自習室は主に3つのインプットを行いたいと考えています。

①利賀村について学ぶ
トガプロで活動する上で、利賀村について知ることは最重要事項だと考えています。トガプロが行なっている企画に関連する知識や現在の利賀村の情報をインプットすることで、活動圏である東京と離れた場所である利賀村のことを少しだけかもしれませんがより近く感じられると思っています。メンバーにとってより近くなった利賀村を考えて活動することで、今までより意義を持って（気持ちがこもって）トガプロの活動ができたり、新しい着眼点を得たりすると考えています。
つまり、「自分事の意識を持ちトガプロの活動の意義を明確に持って活動できる様にする」という目標を達成するため、利賀村について学ぶ機会を作りたいと考えています。

②他の地域について学ぶ
普段、利賀村と向き合って活動をしているトガプロですが、利賀村だけでない他の地域に目を向けることも大切だと考えています。もちろん、利賀村と向き合うことは大切ですが利賀村だけを見ていると視野が狭くなってしまい、捉えられない課題もでてきてしまいます。
地域領域の議論や思想、他の地域の例を学ぶことで、利賀村を違う視点から見ることができる、つまり、「視野を広くする」機会を作りたいと考えています。

③スキル面を強化する
今年のメンバーのマイチャレを読んでいると、「魅力発信をしたい」という声をよく見かけました。発信したいと思った時に、私たちにスキルがあればより多くの人に伝わるかもしれませんし、発信の質（伝えたいことの本質が相手に伝わる）もあがるかもしれません。少なくとも、可能性は格段に上がります。
やりたい・伝えたいと思ったことを形にできるようなスキルをつけることで、トガプロの活動がより精力的になると考えています。

Ⅲ.年間スケジュール

年間スケジュールとしては2022年内に一回、2023年の1～3月に二回の計三回を予定しています。いずれもまだやる内容についてはしっかり固まってはいませんが、活動目標に準ずるテーマを設定し行なう予定です。また、自習室班のメンバーの疑問や興味だけではなく利賀プロからの疑問や興味なども反映してみんなの利益になる活動を心がけます。そして自習室は他のプロジェクトとは違い利賀プロ内で完結するものなので、他のメンバーに貸し出してスキルを伝授してもらうといった使い方も現在検討中であり、柔軟に活動していけるようにも努力します。

Ⅳ.ここまでの活動報告

今年は既に二回自習室を行いました。
一回目の自習室のテーマは【利賀村をはじめとする限界集落について】でした。限界集落の現状を見たうえで限界集落創生の成功例について学び、利賀村との共通点などを考えました。成功例の一つ、徳島県神山町は利賀村と状況がかなり異なっていたものの逆に利賀村のことだけを見ていたら気づけなかったこと（例えばITの活用）があり自分たちの視野を広げる良い機会となりました。

二回目の自習室のテーマは【利賀村の基礎知識講座】でした。まだ利賀村に訪問する機会が少ない3年生向けに利賀村と交流する上でお世話になる方のお名前やそれぞれの集落ごとの地名などを学ぶ機会をつくりました。参加者からは「今回覚えた方と実際に会いたくなった。また、地名が集落ごとにあるのに驚いた」といった感想ももらいこれからのプロジェクトのための有意義な回にすることができました。企画・クイズ作成を行った自習室班3年の野神にとってもまだ関わっていない方の名前を覚えることができサマーフェスティバルで利賀村に伺った際に楽しくお話しできるきっかけとなりました。