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【タンゴ】捻る

タンゴは「捻れ」を多用するダンスです。
歩きの中にも「捻れ」はあります。歩く時に
手が前後に動くのは体の中に「捻れ」があるからです。
ねじれを使う動きとして 「オーチョ」「ヒーロ」など
基礎的な動きは「捻れ」からできています。

この「捻れ」から二人の動きがシンクロし
回転運動を起こし踊る、これがタンゴ。

特にメディアヒーロやケブラーダでの回転など
二人で捻っての動きはよりタンゴの醍醐味を味わえます。

この「捻る」動きは上半身です。
上半身の肩甲骨から肋にかけてが「捻れ」ます。

この時に注意することは

1.「捻れ」の前に腰を入れる。
2.「捻る」とき肋骨が上を向かないようにする。
3.「捻る」とき肩から回さない。

です。一つずつ解説します。

1.「捻れ」の前に腰を入れる。

腰を入れるとは、上半身と下半身の関係が
椅子に座った状態になります。実際には立って行う動作ですが
足の付け根は椅子に座ってるように足の付け根が吐いた状態になります。
立つと中腰の姿勢になります。
この状態で捻れが起きます。(腰が入らなくてもねじれを起こすことは可能ですが、腰を入れることを推奨します。)

2.「捻る」とき肋骨が上を向かないようにする。

肋骨が回転した時に上の方向を向いた時お腹が開いた状態になり
欲しいエネルギーが得られません。捻る運動をする時に肋骨を触りながら行い、どの方向に動きているか確認しましょう。

3.「捻る」とき肩から回さない。

肩から回すと回転は起きますが、捻れの動きがないため、相手と一緒に動くのが困難になります。ですので肩甲骨から動けるようにしましょう。


まとめ

腰を入れる動作は 踏むことから得られます。
しっかり踏める状態から身体を「捻る」練習をしましょう。

そのことにより重そのエネルギーと体のエネルギーを得られ
力強いリードとフォローができるようになります。


Abrazo
GYU







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