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仕事を依頼したくなるライターとは?【第16回ライターお悩み相談室】参加レポート

フリーライターの江角悠子さんが定期的に開催している「ライターお悩み相談室」。初参加を終えて、とても刺激的だったので熱の冷めないうちに記録しようと思います。

参加者は、関西を拠点に活躍されるライターさんたち6人。私にとっては皆さんの自己紹介も、質問さえも勉強になる事ばかりでした。

そして今回のゲストは、ノオトの代表・宮脇淳さん!日頃から様々なライターと仕事をされている宮脇さんに「仕事を依頼したくなるライター」について伺います。事前に集められた16個の質問に答えていただきました。

特に印象的だった6点をまとめてみます。

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■信頼されるライターになるには?
・締め切りを守る
・レスポンスを早くする
・実績をフル公開する
・良い原稿を書く→再度依頼、その繰り返しが信頼関係を築く
・自分の功績を発信する時に一緒に仕事をした仲間の名前を記すとお互い嬉しい(コンテンツは一人では作れない)
※フリーランスの特権は我慢しなくていいこと。変に取り繕う必要はないので気の合う人と仕事をしよう!

■仕事を依頼されるライターになるには?
・自分の好きなこと、強みをしっかり発信し続ける→いかに「あの人あれ好きだったな」と思い出してもらえるか
・編集者がくる集まりに積極的に参加してアピールする→SNSでつながっておく
・地方ライターは身近な地域ネタにも強いと良い(ジャンルと地域は別の軸)

■企画を作る、持ち込むコツは?
・編集プロダクションは常にネタを探しているので基本的にウエルカム
・まずはその媒体がどんなコンテンツを欲しがっているかを把握することが重要(バックナンバー等で媒体の特色を掴む)
・それを常に頭に入れて、日々の生活の中でネタをストックしていく
・企画する時はキーワードを掛け算する(後から削る)
・企画を持ち込む時は実績も合わせて見せるとスムーズ

■書けないときはどうすればいい?
・寝るっ!!!(徹夜して良かったことはひとつもないっ!)
・担当編集者がいれば相談する(骨子ができれば書きたくなる)
・スケジュールに「書く時間」を作っておく
※フリーランスほど規則正しい生活を意識したほうが良い!

■バイブルにするべき書籍は?
・「書いて生きていく プロ文章論」上坂徹(著)
・「20歳の自分に受けさせたい文章講義 」古賀史健(著)
・「新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング」 唐木元(著)
(帰り道に早速ポチりました!!)

■(番外編)ライターと編集者について
・ライターはピッチャー、編集者はキャッチャー
・自分の企画を「誰が書いてもいい」人は編集者向き。「自分が書きたい」人はライター向き。
・企画を楽しめる人はどんどん編集者になって欲しい

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つまり「仕事を依頼したくなるライター」になるには、
・目の前の仕事に向き合って楽しむこと
・スキと強みを把握してはっきり発信し続けること
・自分が楽しめる企画を戦略的につくること

これらを積み重ねていくこと!

今回はその中の細かいコツもたくさん教えていただきました。そして、先輩ライターさんとの繋がりができたのも嬉しい収穫でした。
とても濃厚で刺激的な2時間。こういう交流の機会があるのはとてもありがたいと思ったのと同時に、これからもっと積極的に参加していこうと決めました。

「仕事を依頼したくなるライター」、しっかり目指します!



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