さぁ、観光ドライバーをはじめよう! | 桜島の観光を考える。
2023年4月、東京での仕事を手放し、身ひとつで桜島に移住した。
・・・なんて言ったらカッコいいけど、実際は荷物もりもりで引っ越しして、仕事も家も前年からしっかり決めていた。グラデーション移住と呼んでいる。これが安心!
教育関係でずっと働いて来た私が、桜島に移住してこんなに観光を考えることになるとは思っていなかった。
今回のnoteは、桜島で ドライバー&ガイド をしたときの話。
雨の日の桜島でドライブしたい。
4月、海外の人を車で案内させてもらった。
本当は、桜島をシーカヤックで案内するつもりだったのだけど、雨・風が強い予報だったため早い段階で中止を考えていた。それをお客様に事前に伝えたら「代わりに何ができる?」という流れになり、ドライブツアーに変更した。
そう。2024年3月1日のガイドライン改訂を受け、これが可能になったのだ。
仕事としてドライブツアーなんてやったことなかったけど、なるべく相手の希望を叶えてあげたいという気持ちがあった。その結果だ。
こんなことできるよ、と提案したら乗ってくれたので、車を準備して桜島巡りのツアーの実施に至った。
ドライブツアー、何に気を付ける?
個人的に気になる点がいくつかあるので書き出してみた✍️
保険加入
バス・タクシーとのバランス
駐車場の有無
運転技術
これらを踏まえての料金設定
1. 保険加入
カヤックツアーに使っている車なので大丈夫。レンタカーを使った場合は、それも含まれているのでそちらも問題ない。自家用車を使うときは、対象を確認する必要がある。
2. バス・タクシーとのバランス
桜島の役所の人たちで話はついていると聞いている。タクシーは少なく、観光というか住民のためのタクシー感が強いので、住民のためにもタクシーを空けておきたいんじゃないかと察する。
3. 駐車場の有無
桜島をドライブで巡る場合、それぞれのスポットに十分な駐車スペースがあるかも大事。桜島は基本アイランドビューバスで観光する人が多いので、駐車場がいっぱいになってるってことはあまりない。レンタカーや自家用車はそんなに多くない(体感)
4. 運転技術
ここに関してはガイドラインに書かれているものはない。当たり前だけど、運転免許をもっていることが大前提。 二種免許がなくともできるようになるのだけど、果たしてそれはどうなのか…?
これらを踏まえての…
4. 料金設定
これがいちばん悩ましい。鹿児島県内の観光事業者がどう動くかによるけど、
・ バス&タクシーの少なさ
・ 雨の日
・ インバウンド客
などなど考え、こんな感じで実施した。
どんなツアーだったのか、簡単に紹介します。
桜島ドライブツアー(仮)
11:15 フェリー降り場にお出迎え
11:30 ビジターセンター
12:00 溶岩なぎさ公園の足湯
12:30 有村展望所
晴れているとこんな景色だったんだけどね…
12:50 駐車場の売店で買い物
13:00 黒神埋没鳥
車がないと来れないエリアだから、ここはいつも空いてる◎
13:20 道の駅 桜島
13:45 フェリー改札で見送り
このあとも続く、クルーズ旅。 気をつけてメキシコまで帰ってねー!桜島来てくれてありがとー!!
観光ドライバーの仕事をはじめよう!
今回は、カヤックツアーが中止になったお客様への代替案として実施したもので、これから催行するかは考え中。
が、人手不足や高齢化を考えると、絶対に必要になるパートだ。桜島が観光産業だから絶対といえる。
国がガイドライン改訂に踏み切ったのは大きい。これを機に、桜島が…鹿児島がワンチームになってドライバーを増やしつつ、観光客を楽しませることのできる観光ドライバーが増えたらいいと思う。
ふだんはこんなnoteを書いています、カタオカマナミでした_φ(・_・
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