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桜島で噴火や地震が起きたらどうするか?① 〜大正噴火から110年の日に考える〜

1月12日は、桜島の大正噴火から110年の節目の日🌋

その時を生きてたわけじゃないし、知らないことも多い。が、たった110年前の史実なので結構な情報が残されている。

ツアーガイド中に噴火してくれる桜島

2023年4月、桜島に移住した私が考える「噴火と地震と避難」の話。



地震が起きたらどうする?

2024年元旦に能登半島地震があった。
「私にできることはなんだろう?」と、それをSNSに書いている人が多くみられる。カタオカマナミ的に考える、今できること。それは『自分たちの土地で地震が起きたらどうする?を考えること。』じゃないかなと思う。


桜島で同じような噴火・地震が起きた時に、自分はどこに避難して、トイレや水、食事はどうするのか。女性ならではのこともいろいろある。
阪神淡路、東日本の震災でもニュースになっていたけど、空き巣や盗難被害や性被害も起きているという。その時、いつもこの黄色い看板のことが不安材料になる。

わが国の20世紀最大規模の噴火

桜島を知っている人が  "大正噴火" と呼んでいるものだ。

1914 (大正3) 年1月12日に始まった桜島の大正大噴火は、わが国が 20 世紀に経験した最大規模の噴火である。桜島南岳を挟む東西の山腹にいくつもの噴火口が形成されて約2km°の溶岩流、軽石・火山灰が放出され、桜島の5つの集落が溶岩流に埋め尽くされ、その他の多くの集落が多量の水山灰に埋没、あるいは火砕流で焼失した。

内閣府防災情報より
1914年の大正噴火

これまで、いろんな機関や人が桜島の噴火についてまとめてきたと思う。そんなに読み込んでないけど、この資料がよくまとまっていたので紹介した。

桜島火山爆発総合防災訓がある!

…と聞いていた 1月13日(土)。
がしかし、あまり情報は入ってこない。(毎年、この大正噴火の日に近い日にやっているそう)

聞いたり検索したりした結果、全島民が対象ではないってことがわかった。今回は東桜島町だけの避難訓練らしい。

第54回 桜島火山爆発総合防災訓練について

鹿児島市のホームページより

移住1年目、この避難訓練に参加するのを結構ワクワクしていたのだけど残念。(エリアごとに毎年やってるのであれば、18年に1度くらいしか避難訓練できないってこと?)

半年前に配布された桜島火山ハザードマップ等

半年前に配布された桜島火山ハザードマップ・桜島大規模噴火の際の島外避難マニュアル。これを見返して、自分の地域がどういった避難をするのか、改めて確認した。

避難の流れ 〜私の場合〜
 ① 自宅から港へ自走・徒歩(2km)
 ② 桜島フェリーに乗る
 ③ 他の避難港も寄って
 ④ 60分かけ鹿児島港につく
 ⑤ バスで玉龍高校にいく

・・・らしい🚢
このマニュアルだけじゃわからないことがありすぎるし、3000人が住んでいるというこの島から混乱せずにフェリーに乗れるものなのか。

高齢の方が多い(80過ぎのうちの大家さん含む)とも聞いてるので、その方たちがちゃんと判断して動けるのか…などなど、気になることだらけの参加対象ではない防災訓練をできる範囲で見学してきた。

②につづく──


などなどなど…noteで書いてまっす_φ(・_・

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