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都市と地方の暮らし方 ①地方暮らしをはじめるまで

私はこれまで3つの町に住んだ経験がある。

・大阪府(大阪市内):0~19歳(19年間)
・兵庫県(神戸市内):19~25歳(6年間)
・大分県(大分市内):25~29歳(今で4年目)

25歳の大学院卒業までのほとんどを、いわゆる「都会」で過ごしてきた。

生まれてからずっと都会で暮らしていたので、電車は5分に1本来るのが当たり前で、自転車で移動できる範囲にすべてのものがそろっていたし、夜中まで飲み屋や買い物に困ることもなかった。

地方暮らしのきっかけ

全国規模の会社に就職することが決まり、ふたを開けると初任配属が大分県だった。
就職活動中は将来どこに住みたいとか、そんなことは考えず、とにかく先輩たちが就職していったような安定した大企業に入ることだけを目標に就職活動も勉強も頑張った。

研究職を志望していたため、配属先が工場や研究所のある「地方」であることは承知の上で、それでもやはり行きたくないド田舎に配属先がある会社へのエントリーは見送った。
一方で、都会で生まれ育った自分は映画やテレビに映し出される田園風景に魅力を感じることもあり、配属が決まったときにはこれまでの環境とは大きく異なる暮らしに少しワクワクしていたのも覚えている。

はじめての地方(田舎)暮らしとの出会い

大学には地方から進学してきた友人も多く、google mapで実家の様子を見せてもらうと、自分のイメージする「地方」を大きく超える田舎具合に驚いたこともある。

「田舎へ泊まろう!」と題して、夏休みに帰省する後輩についていき、岡山へ遊びに行った。そこには目の前の川で遊び、近所の学校のグラウンドで野球、夜は家の前でBBQという時間を過ごした。
都会の生活とかけ離れた「非日常」を味わい、どんな旅行よりも楽しい思い出になった。

地方暮らしのスタート

学生から社会人になり4年が経ち、地方暮らしも同時に4年が過ぎた。

すっかり大分の生活にも慣れ、大分生まれ大分育ちの恋人もできた。
将来のことをリアルに考え始めるようになった今、地方の暮らしと都市での暮らしについて、感じたこと、思ったことを書いていこうと思います。

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