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「 kintone hive 名古屋 」で学んだことまとめ #2

こんにちは!髙木 咲希(ぎっさん)です!


昨日に引き続き、 「kintone hive 名古屋」で学んだことについて書いていきたいと思います!

「kintone hive」は kintoneユーザの為のイベントで、地域ごとに選ばれたユーザによる事例の発表が行われます。

前回は発表された5社のうち2社についての学びを書いていきましたので、残り3社について今回は書いていきます。


各社の事例から学んだ点を下の通りです!

・業務の見える化が働く意識の変化をうむ

・人のせいにしないで、プロセ改善を繰り返す

・フィードバックの生まれ易い環境から、改善風土が生まれる

次からそれぞれの細かい内容について書いていきます。


* * *


業務の見える化が働く意識の変化をうむ

発表者:「アイクス税理士法人」BPO支援部 部長 山口 高志 氏

製版分離始めとした業務の進め方に特徴がある企業さんの事例発表でした。

税理士事務所の仕事の進め方としは顧客に対して担当の社員がつくという形式一般的なところで、業務に対して担当の社員がつく形式をとっているのが特徴的でその進捗状況をkintoneで管理されていらっしゃいました。

現状の会社が持っている業務量と、誰がどのタスクをどれくらい行っているかが見える化されたことで、各社員が積極的に業務を担当するようになったというお話をされていらっしゃいました。

「どう見せるか」は企業文化やビジネスモデルに合わせて組み立てると良いなぁと思っていて、それは各企業の経営方針によって異なってくるのかなぁと思います。

今回の企業さんの場合より個人の業務に対する向上心を高める方法だったと思いましたし、見せ方によってはより業務範囲を広げる意識を高めるなんてことも可能だろうなぁと思います。

見えることで、意識がかわり、行動が変わっていくという事が学べた事例で、仕組みの変更だけでなく人への変化が生まれるという業務ハックの可能性を感じられた話だったなぁと思います。

(余談ですが、良くも悪くも「業務ハック」は「経営」と切り離せない関係にあるなぁというのを最近考えています。その話は長くなるのでここではしませんがまた書いてみたいなぁなんて思ってますー。)


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人のせいにしないで、プロセ改善を繰り返す

発表者:「株式会社GEクリエイティブ」

取締役/営業部ゼネラルマネージャー 伊藤 和美 氏

この話は私にとって強く共感出来る点が多かったです。

現場で中心的な役割を担っていた担当者が辞めてしまったことをきっかけに業務プロセスを見直しkintoneでシステム化したという事例を発表されていらっしゃいました。

上で書いたとおり「人のせいにしないで、プロセ改善を繰り返していく」というお話をされていてこの思考は私としてより沢山の方に広がっていってほしい考え方だと感じました!

私がこれまで書いたnoteで1番読まれているのは下の記事で、これは伊藤さんがお話されたことと同じことを意味しているのではないかなぁと感じています。


私が運営する「業務ハッカーズ」とういうコミュニティは現場で業務を中心的に担っている方の負担の大きさを心配に思ったことが作るきっかけになったのですが、この点も伊藤さんの話と通ずる部分があるなぁと感じています。

(私も実際に担当の方が辞めるということを経験し、それがショックで動くきっかけになりました。)


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フィードバックの生まれ易い環境から、改善風土が生まれる

「元気でんき株式会社」代表取締役 河口 エレキテル 

各地で開かれている「kintone hive」はその中で代表が選出され 「Cybouzu Days」 というサイボウズ社のイベント内にて優勝者が決まります。

今回代表となったのがこちらの企業さんです。

この事例に関しては先出しで記事を作成したので、怠惰ではありますがそちらをご覧ください!

発表内で「昨年のkintone hive に参加して自社も来年出場したいと思い頑張りました。」というお話をしていらっしゃいた点と、失敗した経験を共有して下さっていた点が特徴的だったなぁと感じました。

自身がこのイベントで気持ちを高め、さらに今回は参加社を引き上げてくれるような役割をされていて理想的なイベントへの参加の仕方だなぁと思いました! 

全国大会?の発表の時までにはまた色々な経験を蓄え共有して下さるような気がするので今から楽しみですー!


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今日はイベントからの学びを書いていきました。

前半の記事では下の学びについて書いていますのでこちらも是非合わせてご覧下さい! 

・全員がデータを入れて初めてシステムとしての価値が生まれる

・kintone初心者には既存のプラグインや、コミュニティの活用

では〜。


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