最近の記事

合計に対する割合の計算方法【表計算入門②】

実務的に非常によく使われる表計算のTIPSをいくつか紹介できればと思います。簡易表計算どまりですが十分実務に耐えます。 今回は例として「サンプルスーパーストア」のデータソースで作成していきます。 手順①メジャーを表計算化するまずはディメンションを何か設定します。今回は例として「カテゴリ」「サブカテゴリ」を入れてます。 そして同じメジャーをマークに二つ並べ、片方を「合計に対する割合」という表計算のメジャーにします。シンプルなクロス集計表の状態です。 その後、メジャーのどちら

    • 累計の計算方法【表計算入門①】

      実務的に非常によく使われる表計算のTIPSをいくつか紹介できればと思います。簡易表計算どまりですが十分実務に耐えます。 今回は例として「サンプルスーパーストア」のデータソースで作成していきます。 表計算とは?まず表計算とは何かですが、簡単に言うと 元のデータの形に寄らず、方向性を指定して計算することです。 ただきちんと説明すると難しいので、まずはExcelでよく行うような このセルとこのセルを足す、とか このセルとこのセルを割る、みたいに位置を指定する計算が「表計算」と覚

      • 切り替え出来るメジャーを作成する方法【パラメータ入門】

        切り替え出来るメジャーで画面がすっきり画像のようにメジャーやディメンションを切り替え出来るダッシュボードを見たことはないでしょうか? これが出来るとダッシュボードのスペースも無駄にならず、多くの情報を詰め込むことができます。 どういった機能を使うのか?具体的には「パラメータ」という機能を使います。 これは入力した値を保持しておける機能です。 「パラメータ」を利用して、判定を行ってもらいメジャーを出しわけることで実現できます。 具体的手順今回は例として「サンプルスーパースト

        • Tableauに必要なイメージ力について

          Tableauを使うにはイメージ力が実は重要?よく「これをTableauでやるにはどういう操作で出来ますか?」という質問を受けますが、操作方法の前に要件(定義)自体がぼんやりしているケースも多いです。 出したいものがあるにも関わらず定義を聞くと「え~と」となっており、 こちらも合わせて「え~と」回答するしかなくなります。 現代に足りていないと言われる、緩くのんびりとした時間を共有できます。 重要な時間でもありますが、この時間を避けたい人向けの方法を考えてみました。 要件を考

        合計に対する割合の計算方法【表計算入門②】

          Tableauで正しいデータを出すための検算テク

          正しいデータを出せるようにするには?実務でTableauを使うにあたって、最も大事なことは何かを問われたときに 最も重要なことは「そのデータが正しいかどうか」だと思います。 データが間違っていた場合、示唆に根拠が無くなります。 恐ろしいのはプレゼン中にそんな指摘が入ろうものなら、 当人も冷汗をかくし、上司も汗をかくし、聞いている共感性羞恥心が強い人も汗をかきます。完全に無用な一体感が生まれます。 そのようにデータが正しいことは、きれいなグラフやパラメータやアクションが利いた

          Tableauで正しいデータを出すための検算テク

          分析とかBIが定着する組織の要素って?

          Tableauなどの便利ツールがせっかくあるのに、活用してもらうことに苦労することはありませんか? 私は良くあります。 「こういうデータを出したいんだよね」 「レポート作成に時間かかるんだよね」 という話に「それTableauで解決できるかもしれません」というしょぼいCMのような回答をし、向こうも「Tableau覚えてみようかな」という社交辞令で終わるといった、伝統芸能のような一連の流れを定期的に行っています。 ある種の美しさすらあります。 ここであえて建設的な意見を出すべ

          分析とかBIが定着する組織の要素って?