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老舗企業ふくやさんのEC機能拡張について

こんにちは、グローバルワークス小野寺です。

EC市場が過熱する中、資金が潤沢で規模の大きな企業はますますECに資金を投入しています。

例えば、明太子で有名なふくやさんは、EC上での接客を自動化するリアルな接客対話を実現するセールスオートメーションシステムの「SELF LINK」を実証導入致しました。

ふくやさんの商品は日常に並ぶ商品から贈答品まで様々であり、多種多様です。そんな中、豊富な商品知識を持った販売員のような対応・提案を提供する「SELF LINK」を導入することで顧客に応じたEC接客が可能になります。

具体的には、ふくやのECサイトを立ち上げると、右隅にチャット画面が表示されます。そのチャット画面でセールスAIが質問と選択肢を投げかけてくれます。

例えば、最初に「どんな方に贈るものですか?」との質問に対して「友達、家族、仕事関係」のいずれかを選択します。すると追加で質問がきます。このように質問と解答を繰り返すことでニーズにマッチした商品を導き出してくれます。

従来の商品検索の対話型と言えます。

また、サイトを訪問した顧客の特徴を記憶するので、次回訪問時にもその顧客に応じた接客を実現します。既存接客に近づきつつあります。

資金が潤沢でECの可能性を感じている企業は今後ますますEC投資を拡大し、機能拡張を進めていくと思われます。それは、オンラインと既存接客の垣根をなくすためであり、また機能拡張により、ユーザビリティ向上に貢献することで自社ECサイトが埋もれることを防ぐためでもあると考えます。

その地域で差別化できれば良い既存接客と異なり、世界中につながるオンラインでは世界中の同業他社がライバルとなります。そのような同業他社と一線を画す差別化されたECサイトを構築する必要があります。

このことから、弊社のようなシステム開発企業はECサイトをただ開発するだけでなく、顧客の市場感を考慮したうえで、もう1つ先の提案が必要になってくると思います。例えば、「EC上にクイズを掲載し、商品購入時にクイズの解答を入力する。正解であれば10%OFFにする。」とすれば購買意欲を高められます。

上記はあくまで一例ですが、画一的なECサイトではなく、顧客や状況に応じたECサイトを提案する必要があります。ECサイトの開発コストは決して安くはありません。EC開発の提案では顧客の市場動向を認識し、その市場での売り上げ獲得を最大限考慮したEC開発提案が今後は不可欠になると考えます。

以上です。

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予算や納期によって、提案内容は変わります。システム開発のご相談や御見積は無料ですので、ご興味がある方は以下までご連絡ください。全国対応可能です。


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