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『ブリジャートン家』を語る

連休っていいですね。来週木曜は秋分の日だし、祝日万歳な気分です。ずっと家にこもっていたいなぁ。気の向くままドラマを観返すなどしています。

昨日観たのは『ブリジャートン家』。Netflix独占配信の海外ドラマです。

舞台は19世紀初頭のロンドン。
名門貴族ブリジャートン家の長女、ダフネの社交界デビューから結婚までの道のりと、彼女を取り巻く人間模様が描かれます。語り手は正体不明のライター、レディ・ホイッスルダウン。彼女の新聞は上流階級のゴシップやスキャンダルをすっぱ抜き、社交界を賑わせます。


欧米の時代ものをあまり観たことがなく、大河ドラマみたいな雰囲気かなー、と予想していたら全く違いました。面白かった。面白かったです。

見始めてすぐ、この時代の貴族に生まれなくてよかったーーと心底安堵しました。ドラマの舞台は華やかな社交界。貴族の女性が職を持たない当時、自分と家族の将来は結婚相手にかかっています。お金持ちで家柄のいい男性に見初められることを目指し駆け引きするのです。人が怖い私には無理だ。。


印象的だったのは、長女ダフネと対照的な次女エロイーズ。闊達な彼女は結婚しか選択肢のない身の上を嘆き、男に生まれて大学に行きたかった、と口にします。夜の庭でブランコに腰掛け、タバコを吹かす姿がとても好きでした。様になっていてかっこよかったなぁ。


ところどころ現代風にアレンジされているのも好印象でした。上流階級に有色人種がいたり(ダフネのお相手サイモンも黒人です)、BGMがクラシックアレンジされたテイラースウィフトだったり。ベースはイギリスの伝統的な社交界ですが、そういった部分があるからこそ世界観に入り込みやすかったのかもしれません。


加えて、華やかな衣装が素敵でした!ダフネの淡い水色のドレスは品があってうっとりします。衣装だけでも眺めていたいくらい。


シーズン2も楽しみです。

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