コロナ×4級審判
こんにちは。TKです。
今回はコロナ禍における審判活動について書いてみました。是非読んでみて下さい。
僕は今年の1月から本格的に審判活動を始めました。
そのときは、これから始まる審判活動に対してとてもワクワクしていましたし、週末の試合が待ち遠しくてしょうがありませんでした。
そんな中日本にもコロナ禍が訪れます。
そのせいで県内のほとんどの公共施設が使用不可となってしまい、かなりの試合が削られることになってしまいました。
4級審判員であった僕は困りに困り果てました。なぜなら、4級審判員はただでさえ県から試合の割り当てがないからです。
簡単に説明すると、上級審判になるには以下のような過程を踏む必要があります。
4級→3級→2級・・・・・・1級・・・PR
とてもザックリですが、英検や漢検みたいにピラミッド方式で階段を登っていきます。
昇級の際には必ず試験があり、
・競技規則を問う筆記試験
・インターバルを中心とした体力試験
・実際にインストラクターに見てもらう実技試験
主にこの三つがあります。
昇級するにつれてその難易度はどんどん上がっていきますが、担当できる試合の幅がとても広がるようになります。
おおまかな昇級の流れを紹介しましたが、全体的に見ると僕は一番下の4級という立場にあります。
審判になったら、kick-offというサイトに登録して、ここから空いてる日程に県から試合の依頼がくるようになります。
ですが、4級審判員の場合、
この試合の割り当てが来ません。
割当が来るのは3級からで、4級の場合は自力で試合を見つける必要があります。
活動当初、
僕はとあるクラブチームからの依頼で帯同審判として同行させてもらっていました。
ですが、試合のほとんどが中止に追い込まれてしまいました。
僕は大学ではサークルや部活には入らず、チームに属していませんでした。
来る審判生活に胸を躍らせていた僕は、始まって数日で壁にぶち当たることになりました。
「やばい、審判ができない、、」
「他に試合を任せてもらえるところを探さなきゃ」
僕はこんな感じで焦るに焦っていました。
21歳で審判を始めた僕ですが、
サッカーの審判として将来生計を立てることを目標にしているにしては遅い方です。
本来なら10代のうちから初めて、時間のある大学生のうちに経験をある程度積むのが最適なのですが、大学4年の僕には時間がありません。
最低でも3級には昇級して、県からの割当が貰える状態にはすぐにしたかったのですが、昇級試験さえも延期の繰り返しになってしまいました。
いきなりの試練に僕はあたることになります。
・モチベーションの急低下
・私生活へのマイナス影響
これからの審判生活にワクワクしかなかった僕は、感情のジェットコースターに見舞われてしまいました。
予定していた旅行が台風のせいでキャンセルになったときのような気分になり、損失感と脱力感で唖然としていましたが、
なんとか立ち直って活動場所の拡大に向けてSNSを利用して探索を始めることにしました。
探索を始めたものの、当時の自分には疑問や不安がいくつかありました。
それは・・・・・
・今のご時世で審判に対する需要があるのか
・4級の自分を受け入れてくれるのか
試合が少ない以上審判をする場所も限られてきます。限られている以上、審判の必要性という度合も減るわけです。
しかも僕は4級です。
ハッキリ言って4級はお金と時間を少し割けば誰でも取得ができます。筆記試験や体力試験といったものは存在しません。
ですから大抵のチームは、チームの中の誰かが審判免許を取得しており、
審判を募集していないのではないかということを僕は考えていたんです...
そこから3ヶ月たった今、
僕は3つのチームで審判をさせてもらえるようになりました。
これ以外にも、個人的な依頼を通じて審判を依頼されることも増えていきました。
結果として活動当初に比べて、毎週末必ず試合をさせてもらえる機会を得ることに成功しました。
コロナ禍においてこの数ヶ月でここまで活動の場所が広がることができるとは、無所属であった自分には想像もできませんでした。
なぜこれだけのチームが見つかったか、、
その背景には、
実際にサッカーに関わることで見えてきた
サッカー審判に対する様々な問題点
が絡んでいることが見えてくることになりました。
いかがでしたでしょうか??
コロナ禍においては様々な分野の活動領域で活動の縮小や取りやめが起こっていることかと思われます。
それは審判も同様で、活動領域が制限されている僕にとっても大打撃となっています。
なかなか前に進まない昇級...
度重なる試合の延期や中止...
ですが、こうした状況が僕の今までの行動や考え方に改革をもたらせてくれました。
次回は最後に触れた
サッカー審判に関する問題点
について触れていこうと思います。
最後まで見てくださりありがとうございます😊
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