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細野晴臣って何者???

はじめに

ぐやじです。

みなさん細野晴臣というアーティストはご存知でしょうか?
今は意外にサブスク世代の方の方が知っている方が多いかもしれませんね。
国内ならず世界中にもフォロワーがいる細野さんの話を今日はします!

自分自身、細野さんを調べていくにあたり「どんな音楽を作って、どんな功績があるの?」などと全貌が掴みにくかったです。

細かい情報は削ぎ落として、できるだけ分かりやすく細野さんの音楽に入れるようにこちらを記事を書いてみます。

個人的な見解を含みますので悪しからず。


主な経歴

概要

1947年東京生まれ。音楽家。
1969年「エイプリル・フール」でデビュー。
1970年「はっぴいえんど」結成。
73年ソロ活動を開始、同時に「ティン・パン・アレー」としても活動。
78年「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」を結成、歌謡界での楽曲提供を手掛けプロデューサー、レーベル主宰者としても活動。YMO散開後は、ワールドミュージック、アンビエント、エレクトロニカを探求、作曲・プロデュース・映画音楽など多岐にわたり活動。

http://hosonoharuomi.jp

はっぴいえんど

ジャンル:フォーク、ロック
メンバー:細野晴臣、大瀧詠一、松本隆、鈴木茂
代表アルバム:風街ろまん
代表曲:風をあつめて

当時こそは評価されませんでしたが後に評価されたバンドです。
日本語でロックを歌うなど当時としては画期的なことをしていました。
この「風街ろまん」はキャッチーな曲が多いのでとても聴きやすいです。

風街ろまん


Yellow Magic Orchestra (YMO)

ジャンル:テクノ
主なメンバー:細野晴臣、坂本龍一、高橋幸宏
代表アルバム:Solid State Survivor
代表曲:Rydeen 

80年代、日本で社会現象になる程、人気でこのおかげ細野さんの名前が知れ渡ったと言っても過言ではありません。

音楽はテクノというピコピコした音楽です。
基本的に歌詞の無い音楽が多いですが聴きやすいです。
YMOは元々コンセプチュアルなグループでありその発案者が細野さんなのです。

Solid State Survivor


ソロ

ジャンル:様々
代表アルバム:HOSONO HOUSE
代表曲:「終わりの季節」「恋は桃色」

細野さんのキャリアの中で一番長くはっぴいえんど解散後からソロ活動をしています。
恐らくソロの曲のジャンルが多岐に渡ることから細野さんの音楽のイメージが掴みにくいんだと思います。
最初に入るとしたらファーストのHOSONO HOUSEをお勧めします。

HOSONO HOUSE

功績

日本語ロックの確立

70年代には日本語ロック論争という論争がありました。
ロックは英語で歌うべきか日本語で歌うべきかという論争です。
はっぴいえんどは日本語ロックで歌い、日本語ロックに貢献したと言われております。

無国籍な音楽

前述したYMOというグループの名前の由来は黄色の魔法です。
白魔法、黒魔法など西洋には色々な魔法があり白人、黒人もいる。
黄色人種の黄色い魔法があってもいいじゃないかということで「Yellow Magic」という名前を付けたそうです。

テクノという当時、知名度の低い音楽をポップスに昇華させ、国内に異国感のある音楽を届けました。
当時はYMOのメンバーはどこから来た人達なのか分からなかったそうです。

ニッチな音楽をポップスに昇華させる力

細野さんは元々はフォークやロックなどのジャンルを演奏しておりました。
その後、テクノ、エキゾチカ、エレクトロニカ、、アンビエント、実験音楽、ボサノヴァ、スカ、日本民謡、ワールドミュージックなどジャンルが多すぎて書ききれません。

他ジャンルの音楽への造詣が深い細野さんのおかげで色々な国の音楽を疑似体験させてくれます。
細野さんに影響されたミュージシャンは計り知れないです。

忌野清志郎、坂本冬美、細野晴臣の他ジャンル同士でメンバーで構成されたグループHISなんか超面白いことやってるのでぜひ聞いてください。

楽曲提供

80年代に様々なアーティストに楽曲提供をしています。
アイドルにロックバンドなど色々なジャンルの名曲を生み出しています。

提供曲一覧
「天国のキッス」「ガラスの林檎」「ピンクのモーツアルト」松田聖子、「紐育物語」森進一、「禁区」中森明菜、「風の谷のナウシカ」安田成美、「赤道小町、ドキッ」山下久美子、「ハイスクールララバイ」イモ欽トリオ、「月下美人」松本伊代、「ユー・メイ・ドリーム」シーナ&ザ・ロケッツ、「紅い花、青い花」薬師丸ひろ子、「連れてってファンタジェン」小泉今日子、etc

https://www.cdjournal.com/main/news/hosono-haruomi/22443



おすすめソロアルバム3選

HOSONO HOUSE(1973)

前述した通り、こちらは細野さんのソロのファーストアルバムです。
内容はフォーキーなテイストの曲が多くとても聴きやすいです。
最初に入るなら間違いなくこのアルバムをお勧めします。

このアルバムは宅録の原点などと言われていてLo-fi系のカテゴライズされることもあります。
魅力はその生の音であり、音像を感じることができるアルバムです。

海外アーティストではMac DeMarcoやHarry Stylesなどがこのアルバムに影響を受けています。
このアルバムの曲を全部聴いたらリメイク作のHOCHONO HOUSE(2019)も聴いて欲しいです。

#宅録 #Lofi #MacDeMarco #HarryStyles


はらいそ(1978)

僕自身、細野さんにハマった理由であり一番好きなアルバムです。
ちなみにこのアルバムがYMOの前身に当たります。
なので正確にはソロアルバムではなく「細野晴臣&イエローマジックバンド」と名前で出しています。

内容はエキゾチカの曲が多く、ジャケットのイメージが合う音楽です。
様々なジャンルの音楽が混ぜ合わさっておりものすごく情報量が多い音楽だけどポップスのように聴きやすくされています。
細野さんが「チャンキーミュージック」と呼称しており、意味はごった煮音楽だそうです。

最後の曲に収録されている「この次はモアベターよ!」については調べてみてください笑

#トロピカル三部作 #エキゾチカ #モアベター


HoSoNoVa(2011)

この中で言ったらアルバムが一番聴きやすいと思います!
2000年を越えたぐらいからオールディーズ系の音楽をレコーディングしているのですがそれが細野さんの低い声とマッチしてて渋いんですよ…

アルバム名の通りボサノヴァテイストのアルバムです。
クラシックギターの演奏が多く音が丸く聴きやすく、また異国情緒を感じれます。
聴きやすくてたまにずっと流しています。

「悲しみのラッキースター」という曲は青葉市子さんが一緒に歌っているバージョンもあるのでぜひそちらもチェックしてください!

#ボサノヴァ #オールディーズ


最後に

書いていて書ききれないことがたくさんあるなと感じました。
細野さんと交流がある人物の話、別グループの話、それに付随する小話、俳優業、映画音楽の話など…
キリがないのでこれぐらいにしておきましょう。

ラジオのInterFMでやっている細野さんの番組「Daisy Holiday!」という番組は超オススメです。

この記事で細野さんの音楽のことを知ってくれる人が一人でも知れば幸いです。
後は細野さんの音楽をどんどん聴いてみてください!

ではっ、

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