見出し画像

腸活食習慣プロジェクトvol.15(1月) 「食」のリズムが崩れがちなこの時期こそ腸活食!人参と大豆で2021年最高のスタートダッシュを切りましょう【管理栄養士監修】


おうち時間の増えた2020年でしたが、皆さんはどんな年末年始を過ごされましたか?

年末年始の行事で「食」のリズムが崩れた方が多いこの時期にも、「腸活食」は健康維持の強い味方になります。

今月は、子どもや高齢者にもオススメの腸活レシピをご紹介します。

今年も心身共にスッキリとした気持ちで1年が過ごせるよう、家族みんなで腸活に取り組んでいきましょう‼︎


◆今月の腸活おすすめ食材【大豆】

大豆 (1)

大豆は豆腐やきな粉、納豆など様々な形に加工されて食され、日本人の食生活には欠かすことのできない食品です。

様々な健康効果が報告されていますが、大豆には大豆オリゴ糖や不溶性食物繊維が豊富に含まれており、腸活にも大活躍間違いなしの食材です‼︎

大豆オリゴ糖は腸内細菌の餌となり、善玉菌を増やして腸内環境を整えてくれる効果があります。

大豆オリゴ糖の摂取により便秘傾向者の排便回数とビフィズス菌の菌数が増えたという報告があります。

ビフィズス菌は加齢とともに減少していきますので、年齢が気になる世代の方に大豆製品はオススメです。

不溶性食物繊維は便のカサを増したり腸管を刺激して排便を促します。

食べムラがあったり食事量の減少しやすい子どもや高齢者は特に不足しやすい栄養素ですので、意識して日頃の食生活に取り入れましょう。

その他にも大豆には丈夫な骨の維持に役立つ大豆イソフラボンや、良質のたんぱく質も含まれています。

「和」のイメージが強い大豆ですが、洋食にも合いますのでいろいろな料理のレパートリーを増やしていくと楽しく腸活が続けられますよ!

◆腸活おすすめ食材と相性抜群【人参】

人参 (1)

人参の栄養と言えば抗酸化作用のあるカロテンが有名ですが、実は水溶性食物繊維の供給源として大変役立つ食材です。

水溶性食物繊維も大豆オリゴ糖と同様、腸内細菌の餌となり善玉菌を増やして腸内環境を整えてくれる効果があります。

腸内細菌も菌の種類によって食の好みはバラバラなので、様々な「餌」を取り入れると菌の多様性も高まります!

一般的に水溶性食物繊維は海藻やコンニャク、果物などに多く含まれていますが咀嚼や消化能力が低い子どもや高齢者には十分に摂取しにくいという難点があります。

人参は加熱すると柔らかくなるので、日常の食事から離乳食・介護食まで幅広い世代の方が召し上がることができます。

正月、ハレの日で疲れた胃腸にも優しくこの時期ピッタリの食材です!

また人参と大豆はアメリカ国立がん研究所が、がん予防に効果のある食品群をピックアップして効果の強い順にピラミッド型に並べた「デザイナーフーズ・ピラミッド」でも上位にランクイン。

腸活とがん予防に役立つ人参と大豆は最強の組み合わせと言えますね!_

ここから先は

2,272字 / 1画像

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?