腸活食習慣プロジェクトvol.12(10月) 腸活の秋!長芋と切り干し大根で旨味たっぷりレシピをご紹介します。【管理栄養士監修】
秋も深まるにつれて暑さも和らぎ過ごしやすい季節になりました。
秋と言えば読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋・・・皆さんはどんな秋をお過ごしですか?
腸活にオススメの食材も、秋から冬にかけて旬を迎えるものがたくさんあります。
季節の食材をおいしく頂きながら、今年は【腸活の秋】に取り組んでみられてはいかがでしょうか?
◆今月の腸活おすすめ食材【長芋】
通年収穫・出荷している地域もありますが、主要な産地である北海道や青森などの収穫時期は、11月の秋掘りとそこで収穫せず越冬させて5月に収穫する春掘りの2回あります。
秋掘りのものは皮が薄くとてもみずみずしいので、食感を活かし生で召し上がるのがオススメです。
生の長芋には【レジスタントスターチ】という難消化性のデンプンが含まれています。
レジスタントスターチを摂取すると、不溶性食物繊維を摂取した時と同様に排便量・排便回数が増えることが報告されています。
また水溶性食物繊維と同様に大腸内で善玉菌のエサになることで便性状を改善してくれます。
それ以外にもレジスタントスターチには食後の血糖上昇を抑制する効果や満腹感を向上させる効果もあり、生活習慣病予防にも活躍します!
長芋のレジスタントースターチは、すりおろしたり加熱すると減少してしまうので、腸活を意識する場合は生の長芋を刻んでいただくのがポイントです。
◆腸活おすすめ食材と相性抜群【切り干し大根】
切り干し大根は寒い冬の季節風で刻んだ大根を乾燥させて作られます。乾燥することで栄養分も凝縮し、食物繊維も生の大根の15倍以上になります。
切り干し大根は不溶性食物繊維が豊富で、便のカサを増したり腸管を刺激して排便を促します。
食物繊維以外でもカルシウム、カリウム、鉄分などの健康維持に必要なミネラルを豊富に含んでいますのでぜひとも家庭に常備していただきたい食品です。
その栄養価と保存性の高さから2010年にバンクーバーで開かれた冬季オリンピックにも切り干し大根が現地に持ち込まれ、切り干し大根の煮物に調理されて日本選手のコンディション維持の一役を担ったそうです。
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