いよいよ性交同意年齢が引き上げられた。

とうとうやってしまった。

大人たちの横暴としか言いようがない事件である。
僕はこの手のことを考えるとき、必ず当事者として考える。
しかし世間の人は違う、当事者ではなく自分が子供をどうするかという点で考える。
そう考えると自分の子供が大人となんかしでかすよりは規制したほうが良いだろうという気持ちになるのだ。
なぜなら自分は大人だから。もう中学生にはなれないから。中学生自身がどうあるべきか、ではない。大人にとって中学生がこのようだと安心できるというコントロールをしたいのだ。

安心してください。5歳差要件はすぐに無くなります。

5歳差要件なんぞ入れるな、一律に禁止なんだと叫んで中学生を守ろうみたいなことを言っていた皆さん、安心してください。一瞬で5歳差要件なんぞ消えます。簡単です。本当にすぐなくなりますから。もう純潔主義の勝利なのです。
あとはひたすら厳罰化の道をたどります。
いつになるかはわかりません。でも15歳未満のセックスは年齢が近かろうとなんだろうと禁止されます。これはもうそういうことになります。今は15歳といってますが、記事の引用リツイートなど見てみますと18歳でもいいなどといってる人も大勢います。これが現実です。彼らは自分がもう大人で関係ないから、好き放題言っています。18歳以下のセックスなんぞ一律禁止で構わない。そう言っています。本当です。嘘じゃないです。

哀れな未成年たち

連日寿司ペロくんは叩かれ責任を取れなんて責められている。闇バイトなどで捕まる未成年も責められる。
彼らは責められる。悪いことをしたときだけは、判断能力がある責任能力があると言って叩かれる。
しかし、彼らは制限される。お前らに判断力がない未熟だと言って、自由だけは取り上げられる。
彼らには学校行事もなかった。修学旅行もなかった。それで大人は未成年に謝罪しただろうか。誰もしないのだ。大人の言うことを聞くことが未成年にとって良いことだからだ。
彼らにはもはや性愛や恋愛の自由などない。大人が決めた健全なルールにしたがって恋愛をせよ。とのお達しである。
そんな厳しいつらい環境のなかでどうやって彼らがまともに育つことがあろうか。

正義の暴走は続く。

規制している人は、あーよかった。これで未成年のことを守ることができた。これで世界が健全になった。そう思っている。
これからも世界をもっと安全にクリーンにするために規制を強化しようそうしようというわけである。
これに反対でもしようものならロリコンのレッテルが貼られておわりなのだ。

表現の自由戦士の情けなさ。

表現の自由戦士の中にも未成年の規制には賛成みたいな人がいるんですよね。しかも結構な割合で。
で、彼らは絵にしか興味がないから、絵だけ守れりゃいいと思ってる。
そのためには未成年の規制を擁護してみせ、ほら俺たちはちゃんと実在青少年のこと考えてますから、絵だけは見逃してくださいみたいな情けない人間がいる。こういうのとはもうおさらばすべきだろう。
絵だけ守りたい人間は実質的には規制派なのである。

そもそも5歳差に意味はない。意味はないのだから簡単になくなる。

急いで書いてるので書き足し書き足しであまりまとまっていないが、そもそも年齢差5歳のうちなら性暴力にならないなんて保証はない。
友達の家に遊びに行ったつもりがいつの間にかそうなっちゃったとか
友達のお兄ちゃんになんかされちゃったとか
逆に5歳年上だろうとちゃんと避妊してセックスしてお互い楽しめたわーならなんにも問題がない。このように5歳差なるルールはなんら根拠のあるものでもないので、簡単に吹けば消し飛ぶ。規制派の皆さんおめでとう。
むしろなぜこんなに13〜15歳の性を厳格に縛ろうと思うのか、僕などには理解不能としか言いようがありません。

未来ある青少年たちへ

大人たちは色々言っているが君たちは君たちの思うがままに生きるがよい。
失敗するだろう、傷つくだろう、後悔するだろう。
だがそれでいい。その時思ったこと、その時したこと、それを糧に生きていけ。
親は怒るかもしれない、社会は不道徳だと嘆くかもしれない。
だが君たちがやりたいようにやればいいのだ。

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