【勝手にマンガ紹介!】『ミステリと言う勿れ』(小学館)
ぐっさんです。「映画だいありー」と言うnoteのマガジンで映画の感想を書いています。もともと映画だけじゃなく本や漫画など、エンタメ全般の感想をアウトプットする場が欲しいと思って始めたものだったので、勝手に範囲を広げて、気になったマンガや本などを紹介していこうかなー、と思い立ちました。
題して、「勝手にマンガ紹介!」。(自分の記録用としても…)
続くかな…笑
と言うことで、第1弾は『ミステリと言う勿れ』(アマゾンのリンク貼ってます!)と言うマンガです。
ちなみに、最近の僕は、もっぱらKindle派です。マンガも本も電子化…。と言うことで、この作品もKindleで購入し読んでいます。
これまで、マンガとの出会いはだれかに紹介されたり、少年誌での連載だったりするのですが、こちらの作品との出会いは全く前触れのないものでした。たまたまマンガアプリで無料で読める数ページを読んでみて、「これは面白いかも」と、一気に最新刊まで衝動的に購入。
物語の流れとしては、普通の大学生である主人公の久能整(ととのう)(←なんちゅう名前や!)くんが事件に巻き込まれながら、彼の独特の感性から事件解決に導いていく、というジャンルで言うとミステリーマンガ、でしょうか。
何にハマったかと言うと、整くんによる、登場人物へのお悩み相談がとっても深い!
一例です。
僕は常々思ってるんですが…どうしていじめられてる方が逃げなきゃならないんでしょう。欧米の一部では、いじめられてる方を病んでると判断するそうです。いじめなきゃいられないほど病んでる。だから隔離してカウンセリングを受けさせて癒すべきと考える。日本では逆です。いじめられてる子をなんとかケアしよう、カウンセリングを受けさせよう、逃げる場を与えよう。でも逃げるのってリスクが大きい。学校にも行けなくなって、損ばかりする。DVもそうだけど、どうしてなんだろう。どうして被害者側に逃げさせるんだろう。病んでたり、迷惑だったり、恥ずかしくて問題があるのはいじめてる方なのに。(2巻 episode2 より)
うーん。とっても深い。こんな感じの考え方の幅を広げてくれるようなお悩み相談への回答が多くて、思わず手元に置いておきたい!とまとめて購入してしまいました。
このマンガの中で、整くんは誰かが話したことに対してこうやって自分の意見を言わずにはいられないキャラとして、少しウザがられたりもしています(本人も気にしている笑)。実際に、論理的にこんなことを詰められたらちょっとうざいかもですね。
それでも、「いじめ」や「人間関係の悩み」などに対して「こういう考え方どう?」と言う、整くんを通して作者の田村由美さんの考えを知ることができると言うのは、自分の人生のプラスアルファになるんじゃないかな、と思います。
そんなマンガとの付き合い方がとっても好き。王道の『ワンピース』にだって、『スラムダンク』にだって、僕たちが生きていく上で大事なメッセージがたくさん込められていますよね。そうやって、社会にマンガというエンタメを通してメッセージを投下できる作者の皆さんを本当に尊敬します。
そんな、作者の皆さんからのメッセージを自分なりに噛み砕いて皆さんにこの場で紹介できたらいいなーと思っています。
ぜひ、これからも楽しみにしていてくれたら嬉しいです!
See you next time.
ぐっさん。
らいまる、がーすー、ぐっさん。の3人で映画の感想を「映画だいありー」というマガジンで寄稿しています。ぜひこちらも見ていただけたら嬉しいです!
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