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【2020】

さて、前回は年を越してからの年間(2019年)振り返りを行いました。
今回は2020年の抱負などを記していこうと考えている。

昨年、6年生チームの監督をさせていただき、改めて指導の難しさを感じました。
この難しさを感じた分、どのように選手たちへ還元できるのかワクワクしている。
さてさて、自分本意な抱負をつらつらと書いてはみましたが、2020年は5年生チームの監督を務めることとなりました。

正直昨年、しんどくてしんどくて野球のことを考えたくない状態にまでなりました。その結果、今回の人事を打診された時、すぐに返事が出来ませんでした。初めての感覚でした。
普段の仕事でも人事の打診は二つ返事をしてきたが、今回ばかりは違った。
でも、これまでの経験を野球を通して選手たちに伝えていくことが、これまで私に関わってくださった方への恩返しに繋がると考え引き受けました。

2020年シーズンも引き続き、監督をさせていただきます。


指導テーマは
「全員が①HRを打つこと ②盗塁を決めること ③2つ以上のポジションを守ることが出来るチーム作り」です。

シンプルなことですが、案外難しいことです。
まずは、①を実施するために選手たちには窮屈な打撃をさせる訳にはいけません。自分の最大限のパワーをバットを通してボールに伝えることが出来るスイングが大切です。こうしたスイングの土台が出来て初めて「戦術」の指導に入ることが出来ます。だからこそ、HRが打てる打撃を身に付ける。

次に、②はチームの走塁意識を高めることを念頭に置いています。そのスタートが盗塁が決めることが出来る。日本少年野球では暗黙のランナー1塁に出ると悠然と2塁へ走っていくようなチームもあります。しかし、そこに選手の戦術理解と行動は無く走っている印象です。私が求めるのは「なぜ」という根拠ある走塁とチャレンジ的な要素をはらむ走塁の融合です。私の知り得る走塁知識は選手へ教授するつもりです。そこからの発展に多いに期待しています。

最後に③となります。ここにはこれまでの指導を通して少年野球というカテゴリーではチャレンジして欲しいことであります。複数のポジションを守る機会を作ることで選手の可能性を伸ばして次のカテゴリー(当然、少年野球のカテゴリーでも)でも活躍して欲しいという願いがあります。


2019シーズンを経験し、新たに挑む2020シーズンが楽しみでなりません。

勝者は常に諦めない。


具志堅倫護

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