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創作から離れて3か月たつと

文章がまったく書けなくなります! 頭の中は真っ白です。

「毎日少しずつでも書き続けることが大事。いったん書くことから離れてしまうと、書けなくなる」という話を、書き手の方々からよく耳にします。
それは真実だな、と改めて実感しました。

今年に入ってから、身内の不幸、自分の病気の発見、息つく暇もなく降り注ぐ巨大案件などが続き、まっっっったく小説執筆に手をつけられませんでした。
ようやく仕事の大波が途切れ、心に余裕を持てるようになったのは、4月に入ってからのことでした。
なんと、3か月もの完全なブランク

自由だヒャッホーイ、さあさっそく小説を書くぞ、と喜び勇んでPCに向かってみたものの。
何のアイディアも浮かんできません。文章も出てきません。
気分が乗っているときには、「内側から出てくる文章をPCに打ち込む」のは呼吸と同じように無心でできる作業ですが。いったんスイッチがオフになってしまうと、手はまったく動かず、真っ白なWordの画面をぼんやりと眺めるしかありません。

こういうスランプの脱却方法は人それぞれでしょうが。

幸い今月の私には、新作を書くパワーがなくても、なすべきことがありました。
①過去に推敲を重ね、自分としては最高レベルまで完成させた原稿に、修正を加えて電撃小説大賞に応募。
(メインキャラクターの性別を変更するという重大な修正ではありますが、名前を一括変換してセリフをいじっただけですので作業量自体は大したことはありませんでした)
②草思社・文芸社W出版賞に送って落ちた原稿を、少し手直しして別の賞に応募。
(文芸社の賞に落ちたのはカテエラのせいだと信じて!)

これで、夏の結果発表を待つという楽しみができました。
作品の出来はどうあれ、応募者には、結果発表までワクワクする権利があるのです。

賞に応募してテンションが上がったのと、過去作をいじり回しているうちに自分の「文章」と「世界」を思い出したのとで、ようやくエンジンがかかり始め、すらすらと文章が書けるようになりました。

【現在執筆中の作品】『勇気と無謀の違いは神様も教えてくれなかった』https://ncode.syosetu.com/n9575hh/

懸案事項だったK社へのプロットも提出できました。
ブランクから脱却するのに2週間かかったことになります。
今、すぐにでも書き進めたい作品が3つと、方向性が決まったので整理したいプロットが1つあります。いい調子です。

ああ、小説執筆に全力集中したいな。あと2か月ほど仕事がまったく来なければいいのに。正直、6月まで働かなくても大丈夫なほど、2月、3月で稼ぎました。いい加減にワークライフバランスしたいです。

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