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子どもが生まれたら必要な手続き

2023年7月に第一子となる息子が生まれました。

必要だった手続きを備忘録としてまとめます。
手続きの種類順ではなく、どのような行動をしたかの順にまとめていますので、より実用的です。

千葉県柏市在住の会社員の父から見た例です。他の自治体でも似たようなものかと思います。


出生証明書と母子手帳を持って役所へ

最初に必要な手続きです。
産院の退院時に出生証明書を受け取ります。それと母子手帳(と考えておいた子どもの名前)を持って役所の窓口に行きます。

出生届は生まれてから2週間以内での提出が義務付けられています。
通常分娩の場合は産後5日目、帝王切開の場合は産後7日目が退院日ですので、おおよそ1週間の間に手続きをする必要があります。

柏市の場合、週末は窓口がかなり混んでいるため、平日に行けるのならばそちらをお勧めします。混んでいる時は、柏駅前のサービスセンターよりもちょっと歩いた市役所の方がスムーズです。

ここでは以下の手続きを行います。

  • 出生届の提出

  • 児童手当の申請

  • 子ども医療費助成制度の申請

出生届の提出

子どもの戸籍が作られ、住民票登録がされます。

母子手帳の出生届出済証明欄に証明を行います。所属する会社のサポート(健康保険、出産祝金、育児休業等)を受けるのに証明のコピーが必要となる場合があり、重要です。

住民票登録が完了すると、住民票コードの通知が郵送されます。

児童手当の申請

2023年7月現在、所得制限限度額未満であれば子ども1人あたり月額15,000円が受け取れます(所得制限限度額以上所得上限限度額未満であれば5,000円、それ以上は0円)。父母の所得の高い方が参照されます。

あらかじめマイナンバーカードを作成し、公金口座を登録しておけばそこに振り込んでくれます。
ご自身の任意の口座での申請も可能です。

後日、手当の認定通知書(または特例給付、認定請求却下の通知書)が郵送されます。

子ども医療費助成制度の申請

ざっくり言えば、子どもが1回300円で通院できるチケットがもらえます。

申請書を提出し、後日健康保険証ができたらそのコピーを役所に郵送します。その後、1~2週間ぐらいで子ども医療費助成受給券が自宅に郵送されてきます。

出生連絡票の提出

柏市の場合はスマートフォンやパソコンから可能です。提出後、電話連絡が来て新生児訪問の日程を決めました。

うちの場合は柏市の産院で出産後、1ヶ月は柏市内の自宅で過ごし(父1ヶ月育休)、その後母の実家で1ヶ月過ごすというスケジュールで、実際の訪問を受けたのは生後2ヶ月少々経ってからでした。

訪問時に出産・子育て応援給付金の申請のためのQRコードがもらえます。

健康保険証の申請

私はサラリーマンですので、所属する会社への申請です。

申請書と、母子手帳の出生届出済証明のコピーを提出後、1週間ほどで健康保険証が郵送されました。

マイナンバーカードの申請

任意の手続きです。 

住民票登録完了後、個人番号通知書が自宅に郵送されます。その後、オンライン申請が可能です。

オンライン申請には子どもの顔写真が必要です。白いシーツなどの上に寝かせて、正面を向けた状態で写真を撮影します。

申請後2週間ほどで自治体からマイナンバーカード受け取りに関する通知が郵送されます。その後、Webまたは電話で受け取りの予約をします(2023年8月現在)。

受け取り時には複数の本人確認書類が必要です。父のみ(子どもを連れて行かず)で受け取りましたが、私の場合には父の運転免許証+身分証(私の場合はマイナンバーカード)と、子どもの健康保険証+医療費助成受給権を提示しました。

また、受け取り時に数字4桁の暗証番号を登録します。

登録後、健康保険証としての利用登録、および公金口座の登録が行えます。

(オプション)出産育児一時金の申請

出産時に50万円が支給されます。直接支払制度を利用して、産院に対して出産費用の差額分のみを支払うケースが多いかと思います。

直接支払制度を利用しない場合は忘れずに申請しましょう。


他にも出産・子育てに関する記事を書いていますので、ぜひご覧ください。

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