未来は、今日の積み重ね。

明日の朝起きたら、生まれ変わって完璧な自分になっていたら良いのに。

失敗した時や悩み事がある時、そんなことを思いながら眠りにつく。


でも残念ながら、翌朝起きるとやっぱり、欠点を抱えた僕のままだ。

昨日の自分に出来なかったことが、突然出来るようにはならない。

悩んでいたことが、勝手に解決していることもない。


自身の変化や成長は、日々の積み重ねの上にしか起こらない。

これは、遠い未来の目標を考える時でも同じことだ。


遠い未来のこととなると、不思議と「別人のように生まれ変わった自分がいるのではないか」と思うことがある。

しかし、何年後であろうと「未来の自分」は「今の自分」の延長だ。


例えば、「10年後に僕はこうなりたい」という理想があったとしよう。

「今の自分」が10年後に「理想の自分」になるためには、10年間で何をすれば良いか考えて、今から実行する。

それができなければ、10年後でも20年後でも、理想の自分にはなれないだろう。


当然のことのようだが、意識しないと忘れてしまうことがある。

「30歳で結婚できたら良いな。」「40歳で年1000万円稼ぎたいな。」

こういった願望や目標も、とりあえず掲げてみるだけではどうにもならない。


もっとも、遠い未来の事を想像するのは難しい。

目標を立てても、実現した時の自分の姿が想像できず、やる気が起きないかもしれない。

だから、「とりあえず目標を掲げたけど動かない」くらいなら「目標は立ててないけどとりあえず動く」方が良いと想う。


未来は、今日の積み重ねの先にあるのだから。

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