![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/145311369/rectangle_large_type_2_1bf8520d27f76e7ff858e2cea76fb7b8.jpeg?width=1200)
🌝1年後… 私の人生で 最高にエキサイティングだった『絶対にあきらめない綱引き』~その翌年の話。
昔々、町内の学校運動会で行われた「綱引きの話」の1年後です。
🌞 私の人生で 最高にエキサイティングだった『絶対にあきらめない綱引き』の話。
以前、町内の学校運動会で行われた 保護者対抗の「綱引き」に出場しました。3本勝負で1対1の後に迎えた 3本目! 私たち白組は相手の紅組に引っ張られて もう敗北寸前でした…。そこで 一番前にいた私は とっさに「こちらが引いている、勝てる!」と ウソの言葉を後ろ側の人たちに大声で叫びました。すると、なんと「よっしゃー!」の掛け声と共に 後ろ側から もの凄い力で引っ張って来たので 白組が逆転で勝利したのです… …
⇩ 良ければ こちらを先に読んでみてください。
🚩 胸が熱くなった「絶対にあきらめない綱引き」から 1年後…
またまた 町内で学校運動会が行われる季節がやって来ました。
私、この年の「綱引き」では どちら側に位置すれば有利なのかが 分かっているので、もし 選ぶチャンスがあれば 地面が高くなって不利な体育館側を選ばないようにしよう…と思っていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1719329539847-MCsjHtS4eW.jpg?width=1200)
ある日、仕事が終わって家に帰るとテーブルの上にパンフレットが置いてありました。
それは「学校運動会のプログラム」!
この時は昨年の「運動会での綱引きの興奮」を ほとんど忘れていました。
でも 私、「今年も綱引きに参加しようかな~。」と思いながらプログラムにある競技種目を順番に見ていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1719329556889-0nBoS0VM0s.jpg?width=1200)
ん?
ん ん ??
あれれっ、毎年恒例の「綱引き」がプログラムにない!!
家族に聞いてみたら 「昨年の運動会の少し後に 来年からは 綱引きを中止します。」という連絡が届いていたそうなのです。
どうして???
「去年の 保護者対抗 綱引きで 白組(私の入っていたチーム)の人が 綱を強く握り過ぎて手のひらを擦りむくケガをしたらしい。」
う~ん、白熱していたからなぁ…。
![](https://assets.st-note.com/img/1719418853108-LjfArJJyef.jpg?width=1200)
さらに…
「3本目の勝負の時、絶対に勝つと思われていた 紅組(相手のチーム)が逆転されて あきらめた態勢になったので バラバラに崩れ落ちた。
その時、身体が前方に倒れかかって 大勢の人たちが転んだらしい。」
![](https://assets.st-note.com/img/1719421008430-bYx1oFD4cK.jpg?width=1200)
「ひざを擦りむいた人、地面に顔を強く打った人、腰をひねった人など…。かなりの人数が病院へ行ったみたい。」
えーっ、全然 知らなかった!
![](https://assets.st-note.com/img/1719420994102-vsOiyvibND.jpg?width=1200)
「それから 実行委員会で協議して 普段から事前の練習と 安全ルールの徹底を行っていない「綱引き」は危険だから 今後は中止にしよう、と決まったらしい。」
あっ、そういう理由だったんだ…。
この勝利の瞬間の時、私は白組の先頭にいたので 崩れていく紅組が見えていたのですが 自分のチームが勝ったことに感極まって大喜びしていました。
でも 相手チームには多数の けが人が出ていたのです…💧
![](https://assets.st-note.com/img/1719440369740-ui5Xs9xqWn.jpg?width=1200)
過去に 「綱引き」では 転倒、押しつぶし、衝突などによって 大ケガや死亡事故まで発生しています。
最近の運動会では 危険だからという理由で「綱引き」の他に「騎馬戦」、「棒倒し」そして「組み体操」までも中止になっているそうです。
保護者さんが 久しぶりに参加する運動会では 気持ちが高ぶって、どうしても 皆が 張り切り過ぎてしまいます。
少し寂しい気もしますが 「安全」を優先すると、中止になる種目があるのは仕方ないのかも知れませんね。
📔 話は変わりますが…
昨年の「綱引き」の終了後、退場門を出ると 紅組の一員として「綱引き」に参加していた知り合いの人が 話し掛けてきた、と書きました…。
この紅組の知り合いの人が「紅組が勝てると思ったのに、最後に白組が急に強くなって こちらの方が引きずられて負けちゃいました。白組に何かありました?」
と聞くので 私、紅組の知り合いの人に言いました。
「何も ないですよ、ただ 白組は勝てると信じ込んで最後まで あきらめなかったので勝利できたと思います。」
これは 絶対に間違いのない事実だと思います。
本当にそう思って このように答えたのですが 後日、質問の意味が違っていたことを知りました。
![](https://assets.st-note.com/img/1719431249097-XpSVtabN3P.jpg?width=1200)
ある日、この紅組だった人と たまたま近所で出会いました。
そして 町内の学校運動会で行われた綱引きの話になったのです。
知り合いの人は「白熱した 3本目の終盤、観客席から 2人の大人の男性が走って来て 白組の一番後ろに加勢して入り、ロープを引っ張っていましたよね。」と聞くのです。
「えええぇっーーー!!!」
運動会の日「最後に白組が急に強くなって こちらの方が引きずられて負けちゃいました。白組に何か ありました?」と言ったのは このような意味の質問だったのでした…💧
![](https://assets.st-note.com/img/1719424989875-Wv5v0M67sU.jpg?width=1200)
私 もうビックリしました!
先頭にいた私から 白組の後ろ側は 全く見えていませんでしたが、そのような事は絶対にないと思います。
運動場に設けられた「実行委員会の本部テント」から役員さんたちがチェックしているし、何より運動会に参加している子供たちが周りの児童席で観戦しています。
そんなルール違反をしたら その場で大きな問題になっていたと思います。
実際に この紅組だった人が 加勢した人を見たわけではなく、紅組チームにいた何人かの人たちが そのように話していたのを聞いたというのです。
私は その場で実際に白組の団結を体験しているので「白組の皆は 勝てると信じて 最後まで あきらめなかったことで勝利できた。」と確信しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1719429662311-OShLT8qJj5.jpg?width=1200)
敗れた紅組の中には 自分たちの敗戦が納得できなくて、事実と全く違った話をする人が存在していました。
私、相手チームが負けたのは「対戦するチームのチカラが自分たちの予想を上回った時、それ以上にチカラを合わせて 皆で勝つ努力をしなかったのが敗因。」だと思っています。
だって 目の前にあった勝利を自分たちで 勝ち取れなかったのだから!
敗戦の理由は…
「自分たちの頑張りが 足りなかったのです。」
これは 絶対に間違いのない事実だと思います。
私、またまた 教訓を得ました。
「勝負で 疑いの心を持つと いるはずのない 2人の鬼の姿が見えてくる。」
(=疑心暗鬼)
「勝利するのためには 仲間を信じて力を合わせることが最も大切である。」
![](https://assets.st-note.com/img/1719431125889-fVDmXdPnnl.jpg?width=1200)
あれから かなりの年月が経っています。
でも 私、「人生で 最高にエキサイティングだった『絶対にあきらめない綱引き』」からは たくさんの教訓が得られたと思っています。
本当に思い出深いのです…。
多分、ずっーと ずっーと ずっーと忘れませんね。
![](https://assets.st-note.com/img/1719440673192-rBVpsak76x.jpg?width=1200)
そして…
この時 ケガをされた紅組の方々、どうも すいませんでした。
私 もう「必死のパッチ」だったもので…💦
![](https://assets.st-note.com/img/1719593645238-44KXHpkD7b.jpg?width=1200)
( ※ 使用した画像は全てイメージです。)
🌞私の人生で 最高にエキサイティングだった『絶対にあきらめない綱引き』の話。
🌟私が《ストッキング 勝利の法則》によって「絶対に勝てる!」と確信した『ストッキング綱引き』の話。
📚 今回、読みやすくするために別々だった「🌞私の人生で 最高にエキサイティングだった『絶対にあきらめない綱引き』の話。」に「🌝1年後… 私の人生で 最高にエキサイティングだった『絶対にあきらめない綱引き』~その翌年の話。」を続けて書きました。
したがって この記事「🌝1年後… 私の人生で 最高にエキサイティングだった『絶対にあきらめない綱引き』~その翌年の話。」は『創作大賞』の応募作品から除外させていただきました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?