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らんまん

毎朝の楽しみの朝ドラらんまんが終わってしまった。

本当に素晴らしい最終回だった。
朝からこんなに涙が溢れてくるなんて思ってもなくて、それほど感情移入してたんだなあって。

思えば放送中の半年間、ずっと私の日常に寄り添ってくれた。

何かと慌ただしい朝、ひと息唯一つける時間がちょうど朝ドラが始まる8時からのひととき。
スキンケアやメイクをしながら見たり、少しルーティンが崩れると8時にテレビに間に合わないからと慌ててそそくさと今やってたことを切り上げたり。

時には時間に余裕があれば、コーヒーやお菓子をつまみながら楽しんだ。

あるいは帰省した時は実家で両親と一緒に感想を言いあいながら見た。
普段はひとりで見てるので、こうして話しながら見ることの楽しさや新鮮さも学ぶことができた。

旅行中も宿泊先で、めずらしく夫と一緒に見た。
らんまんの放送時間は普段家にいない夫も、宿泊先ではじめて一緒に見て完全に惹かれていた。自分が好きなものを共有できるのは嬉しいし、好きになってくれるのも嬉しい。

そんな風にしてずっと日常の中にらんまんがあった。

最終話も温かくて、終わりがくることの寂しさを感じさせないような演出がとても素晴らしく、切なくはあまりならなかった。それが救い。
これまでのとりこぼしがなく、半年間のお話をすべてすくいあげてくれた。

そうして改めてきく主題歌の愛の花。
歌詞が主人公お二人の心情にとてもピッタリな気がして、今日の最終話の為の曲でもあったんじゃないかって思えてくる。そんな素敵な歌で、大好きな曲。

半年間ありがとうございました。
あたたかくて真っ直ぐで、芯の強い、素敵なドラマでした。

来週からのブギウギも楽しみ。

それでは、また。


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