「3秒でハッピーになる 超名言100」ひすいこたろう(著)を毎朝ベランダで読んでみたら幸福感で満たされた
こんにちは。Guroppaです。
ひすいこたろうさんの「3秒でハッピーになる 超名言100」という本を読んだら、とても心が癒やされたのでご紹介します。
この本は、ひすいさんが「3秒でハッピーになる 名言セラピー」(2005年)でデビューして以来、12年間で出会った名言のベスト100が掲載されています。
その一つ一つが心に沁みて、穏やかな気持ちになる本でした。
今回は図書館で借りたのですが、家族にも読ませたいので物理本を購入しようと思ってます。
(※)後半に、自分の好きな名言を3つ本書から引用しています。読みたくない方はお気をつけください。
毎朝ベランダで読んだら、幸福感で満たされて一日の始まりがとても最高になった
この本にはジャンルを問わず、様々な人の名言が掲載されています。ゲーテや高杉晋作などの歴史的人物から、孫正義や笑福亭鶴瓶などの現代の有名人の言葉を、ひすいさんのユーモアと優しさで包んだ解釈で解説されています。
この「ひすいさんのユーモアとやさしさ」っていう部分が本当に本当に素敵で、こんがらがっていた心の中の無数の紐が、徐々に解かれていくような感覚になりました。
ベランダで朝日を浴びながら、コーヒーを飲みつつページをめくると、1ページ読むたびに優しい気持ちになりました。
ひすいさんの言葉と、古今東西の様々な人の言葉を知ることで、自分が今抱えている適応障害についての悩みや、復職についての不安も徐々に消え、なんとか来月には現場復帰できそうな状態にまできました。
もちろん他にも回復の要因はありますが、自分が読んだ計3冊のひすいさんの本は、回復の大きな部分をしめていると感じています。
ここからは本書で取り上げられている、心に残ったTOP3の名言を紹介します。
好きな名言 第3位
これは、事実は事実としてまず認識しつつ、それを自分の都合の良いようにポジティブに曲解するということです。
例えば、似たような自分の例を挙げると、<事実>として以下のようなことがありました。
会社での業務量と人間関係が原因で、適応障害になり休職することになった
会社と保険組合の都合で傷病手当金が通常より少なく、それをあとから聞かされる。→裏切られた感が強く症状悪化
生活レベルを極限まで下げざるを得ない状況に追い込まれた
実家への引っ越しを余儀なくされる
でも、これをポジティブに<曲解>すると、
実家に帰ったことで親孝行する機会が増えた
適応障害の運動療法でジムに通ったら、体重と体脂肪が減って体は健康体になった
お金をかけずに楽しむ方法を探すようになり、図書館と公園をフル活用すればすごく楽しい事に気づいた
サブスクはApple OneとAmazon Primeだけで十分だと気づい
今現在の生活レベルのまま復職すれば、貯金が貯まるスピードが倍になることに気づいた
復職後はきっと会社のメンバーも気を使ってくれるし、心身を壊す程の業務量は与えられないし、断りやすくなった
よっぽど悪いことをしなければ会社は解雇できないので、自分のペースで働けばいいんだと気づいた(もちろん誠実に働く前提)
といった感じに、都合の良いように曲解することができます。
上記はちょっと極端な例ではあるけど、ライトな感じだと、大事にしていたものにキズがついたら「個性がでたね」とか、雨が降ったら「道路がきれいになるね」とか、そのレベルの曲解でも楽しくなると思います。
ちなみにこのページの中の小さいエピソードに、孫正義さんの言葉も書いてあるんだけど、これがホントに笑うぐらいポジティブなので読んでほしいです。絶対に笑顔になるからw
好きな名言 第2位
この「遠くまで見てみると」の遠くにはいろいろあって、時間についてもそうだし、目標についてもそう。
自分の解釈で例を挙げると、自分が50年後に人生を終えるとしたら、今悩んでることなんてその時には笑い話だよなとか、体脂肪率を25%から13%まで落としたいなら、日々の1〜2%の変化なんて誤差だよなとか、そういう意味の言葉でした。
そういう意味では、自分の人生のゴール、死ぬ時に後悔しないためにやっておきたいことを日頃から意識しておけば、今起きていることなんて些細なことばかりなので、やはりぶれないゴール設定というのが仕事にしても人生にしても大事なんだなと思いました。
好きな名言 第1位
この言葉はタクシードライバーさんと笑福亭鶴瓶さんのやり取りの中の一部として紹介されていたもの。
人間誰しも間違いを起こすものです。でもその間違いの先になにかがあるから、間違いだらけで間違いなし!という意味。よく人を成長させるのは成功ではなく失敗した時というが、まさにたくさん間違っても、その先に成長があると思えばチャレンジも怖くないなと思いました。
人間がなぜ間違うのが怖いのかというと
何かしらの損失がある(お金、人脈、モノ)
他者からの評価が怖い(社会的評価)
間違えたことが恥ずかしい(自意識)
などがあるけど、1番目のリスクさえちゃんと考えてからチャレンジすれば、あとは自意識だけのことなので、どんどん間違えてたくさん成長したいなと思いました。
まとめ
最近いろんな本を読むようになって思うのは、作者との相性ってあるなーということ。そして自分にとっての相性は、文字から溢れ出るその著者の人柄だなとしみじみと感じます。
ひすいさんの言葉はほんとに優しくて、思いやりが溢れていて、読んでいてほんとに心地よいです。
本書でご本人も書かれているように、枕元においたり常に持ち歩いたりして、6回は読みたい本だなと思いました。
関連情報
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