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【米国株】エヌビディアに集中投資で爆益を手に入れたい

米国半導体メーカーのエヌビディア。
画像処理半導体GPUの世界最大手で、設計開発に特化したファブレス企業です。

米国株ポートフォリオで運用額が最も多くなっています。
2021年Q1決算と株式分割のニュースもありましたし、この機会に記録しておこうと思います。

投資履歴は記録が残っていますが、当時思っていたことや、ニュース内容や時系列は思い出しながらで書きます、少々曖昧ですがご理解下さい。

では、投資を始めた2016年から現在のチャートを見て振り返っていきます。参考に年始の節目に縦線を追記しました。

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①2016年。AI時代の到来を予感。

◆2016年。株価は32ドル→104ドル。
6月に90株ー46ドル。11月に60株ー70ドル。

2016年、ディープラーニングを活用したAI人工知能・自動運転の時代が現実味を帯びてきたことで、エヌビディアのGPUは一躍脚光を浴びるようになりました。


エヌビディアはハイエンドPC向けグラフィックボードの企業だと思っていたら、実はAI人工知能でも要注目の企業であると気づかれ始めました。
私はエヌビディアの名前も知らなかったのですが、これからAIが進化していくにつれ、最も必要とされる企業になるのではと思いました。

CEOのファンさんがGTC基調講演でグラフィックボードを手に語っていた姿が印象に残っています。CPUでは何時間もかかるような演算処理がGPUではわずか数分でできてしまうので、それがディープラーニングに重宝されていく。

②2017年。トヨタと提携。自動運転の未来が見えてきた。

◆2017年。株価は104ドル→193ドル。
2月に50株ー102ドル。5月に100株ー134ドル。
6月に50株ー143ドル。10月に50株ー204ドル。

2017年、合計250株とさらに強気に投資していました。そのきっかけの一つはトヨタとの提携ニュースがあったからです。

ニュース前から数百のメーカーと提携していたけど、トヨタと組んだことは相当なインパクトありました。トヨタ提携の影響だけではないだろうけど、あれよあれよというまに株価は上昇していきました。

この頃モービルアイにも投資していましたが、このニュースを前後して売却しエヌビディアに乗り換えていきました。モービルアイはこの年インテルに吸収される形となりました。

自動運転は、自動車メーカーだけでなく、インテル、クアルコム、グーグル、アップル、テスラ、百度などの企業も開発を進めているとニュースになりました。
それでもいつか自動運転が普及したとき覇権を握るのは、エヌビディアだろうと考えるようになりました。思い込みですが今もその考えは変わっていません。

③2018年。マイニング需要激減で株価は暴落。

◆2018年。株価は193ドル→(10月)280ドル→133ドル。
投資は3月に100株ー235ドル。11月に30株ー202ドル。

2017年から2018年前半も順調に株価は上昇していきました。
ところが2018年10月の最高値280ドル付近を境に暴落していきました。

ゲーム向けGPU、仮想通貨のマイニング、データセンターなどの需要が減少し、軒並み売上減速の予想となりました。マイニング需要の影響力が非常に大きかったことと、それ以外の売上まで落ち込んだことは予想外でした。

11月には下げ止まりかと思い202ドルで追加購入しましたが、さらに下げていきました。
最終的には120ドル付近まで急落して、トヨタ提携前の株価にまで戻りました。まさか購入単価を下回ることになるは思わなかったけど、購入単価と差が小さかったのでマイナスの金額を見て狼狽売りすることなく済みました。

2018年は米国株全体のパフォーマンスが悪かったこともありましたが、エヌビディアの急落は飛び抜けていました。
私は800万円ほどの含み益があっという間にマイナス域に突入したので、当時は買い進めたことを後悔しました。売るつもりはありませんでしたが、持ち直すまで何年かかるんだろうと思いました。

④2019年。低迷期を脱出。データセンター事業に活路。

◆2019年。株価は133ドル→239ドル。
投資はなし。

2019年前半も低迷期は続きました。一度市場から見放されると回復まで時間がかかるものだと感じました。
ソフトバンクがエヌビディア株を全売却していたことも追い討ちをかけました。
それでも思ったより悪くない的な決算が続けて出てくるようになって、最悪期を脱したことで徐々に株価は戻ってきました。ただ節目の200ドルを超えてくるまではいつかまた暴落がやってくるような気がして疑心暗鬼にとらわれていました。

そんな低迷期の中でもエヌビディアはメラノックスの買収に乗り出して、データセンター分野の拡充をはかりました。急成長のデータセンターでさらに売り上げを伸ばしていくことでゲーム向け以外の柱ができつつあることは安心感がありました。

⑤2020年〜現在。ゲーム・クラウド・AI需要拡大。ARM買収でCPU事業参入。

◆2020年〜現在。株価は239ドル→650ドル
投資はなし。

2020年はコロナショックで一時は200ドル付近まで落ち込みましたが、その後は目の覚めるような急上昇。2018年の急落はジェットコースターのように感じましたが、それとは真逆のびっくりな昇竜拳になりました。米国株、特にハイテクグロース株が全体的に好調だったことも後押ししたのでしょう。

7月、インテルの時価総額を抜いて半導体首位の座に立ちました。
売上ではインテルの営業利益2兆3000億円(2019年12月期)に対してエヌビディアの営業利益は3000億円(2020年1月期)、それでいて時価総額で上をいくのだから、よほど期待値が高いことが分かります。

9月、ARMを買収すると発表されました。
ソフトバンク傘下のARMをエヌビディアが買収し、エヌビディア株をソフトバンクが貰い受ける。何してんだろうソフトバンクと思いました。元々エヌビディアに投資していたのならそのまま持っておけばよかったのにと。
ARMの事業内容をみるに、ソフトバンクよりもエヌビディアの方がよほど相乗効果あるだろうにと思いました。
いずれにせよエヌビディアはARMを手にすることができました。
GPUとCPUを掛け合わせたものを生み出していくことで、成長はさらに加速するのではないでしょうか。

◆2021年第一四半期決算と保有株の運用状況。

2021年5月26日引け後に第一四半期の決算発表がありました。

売上高84%増(前年同期比)。56.6億ドル。
純利益107%増(前年同期比)。23.1億ドル。
売上高総利益率66.2%。

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◇セグメント別売上高
Gaming/106%増。27.6億ドル。
Data Center/79%増。20.5億ドル。
Professional Visualization/21%増。3.7億ドル。
Auto/1%減。1.5億ドル。
OEM &Other/137%増。3.2億ドル。

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時価総額4000億ドルの規模にしてこの成長、利益率はヤバい。
特にゲーミングとデータセンター部門が素晴らしい伸びですね。
巣ごもり需要、クラウド需要、マイニング需要、。。
需要が供給を上回っている状況が続いているようです。
置いてけぼりの自動運転部門もそのうち伸びてくることでしょう。

2021年5月28日引け後。
株価650ドルで上場来高値更新!
現在530株で約3800万円。(約3000万円含み益。350%)
買値140ドルから約4.5倍になりました。

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◆振り返ってみて思うこと

2016〜2018年によく集中投資できたなと思う。

半導体にしても株にしても大して知識ないけど、将来性の一点張りで買ってきました。2020年くらいにはAI、自動運転がもう少し形になってきていると思っていましたが、実際はゲームやデータセンターが牽引してきました。
そういう意味で当てがハズレてしまっています。
銘柄に惚れ込んではいけないという言葉を考えると、下り調子のままだったら投資額が大きいだけに精神的に不安定になってたかもしれないです。

◆最後に

好決算を受けて上場来高値を更新して、分割のニュースもありましたし、長期で見れば伸びていくことでしょう。
今後もシリコンサイクル、供給不足などで上下に振り回されるでしょうけど、慌てることなくじっくりいこうと思います。

今は売却も追加購入も予定はしていません。
そう言いながら購入はするかもしれませんが。
売却は数年、数十年後、AIや自動運転が身近になってきた頃かな。

このまま順調にいけばいつかエヌビディアだけで億の大台が見えてくるかも。。
なんて、とらぬ狸の皮算用していますが、とりあえずほったらかしで見定めていこうと思います。
これからも割高な株価が続くだろうけど、それも人気株の宿命ですね。
エヌビディア株はこれからもおすすめです。

素人投資家の気まぐれコメントです。投資する場合は自己責任でお願いします。

それではまた。

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