どんなに心が荒んでてもお酒は飲まないという話。【生きる意地の話】
ぐらです。今日、ゆでたまごを作ってたらヤケドしました。痛いです。
今日はそういうちょっと嫌なことがあった時のお話。
僕は双極性障害を患っていて投薬治療を受けているのですが、
薬と相性が悪いためお酒が飲めません。
だから、ストレス発散手段としてお酒を使える人をとてもうらやましく感じていました。
精神疾患なんて持ってるとつらい出来事いっぱいありますから、酒飲んで忘れたい時なんていっぱいある。
でも、飲めない。
いや、飲まないんです。
別に飲めるんです。飲もうと思えば飲める。薬の影響なんて考えずに飲める。
そして一時の慰みに出来る。
でも、飲まない。
飲んだら薬とアルコールが反応してしまってその後数日に影響出るから。
どんなに心が荒んでても、今日以降のことをちゃんと考えている。
これってすごいことだなってちょっと自分を誇っていて。
仕事でとてもつらい思いをしても、酒には逃げなかった。
数年付き合って結婚まで考えていた恋人にフラれても、酒には逃げなかった。
だって明日に響くもん。
自暴自棄にはならなかった。
自暴自棄になってもしょうがないことばかりの人生だった。
だってこんな半生よ。
諦めて何かに依存しながら後の人生を過ごすことだって選べたのに、
それを選ばなかった。
それってすごくない?
っていう話をうつ病の友達に話したら、
『ちょっとわかる。
私も希死念慮(自殺願望)すごい時「あ、このまま死ねたら楽だろうなぁ」って思うけど、
急いで頓服(自殺願望抑える薬)飲むもん。別になんも考えてなかったけどさ。
でも、それ聞いて自分に"生きようとする意思"が実はあったのかもって思えて少し元気出た。私もえらいわ。』
とのこと。(友達の例えの方がわかりやすいね。)
そういうことあなたにもありませんか?
別にあなたが精神疾患じゃなくてもよくて。
いくらでも堕ちる理由もその術もあるのにそれを選ばない矜持というか。
あなたの根底にある意地というか。
僕にはわかる。
あんたはえらい。
あなたの意地エピソードあったらコメントで教えてください。
聞いてみたい。
2019.10.21 ぐら
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?