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ぐらおじと身につけるダメ人間向け"良い習慣"6日目【頻度の話と可塑性の補足】

2019/11/30 YYYY/MM/DD

初心者向けはこちら
準備編は↓

今日の報告

目標:体重ー5kg

今日何気なく体重計で測ったら、体重自体は落ちてませんでしたが体脂肪率が1%減っていました。
体脂肪率は計測環境によって計測値が増減してあまり正確な値はとれないのですが、ちょっと嬉しかった。

それはそうと朝に有酸素運動10分しました。大分余裕です。

明日から15分に増やしてもいいかもしれません。毎日偉いね。


ということで(?)今日は

習慣頻度の話をします。



ヒンド・ダイジ

ぐら式習慣法は(一応)習慣を毎日行うことを前提にしています。

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「なんで?毎日ってツラくない?ツラくないのがぐら式習慣法の利点じゃなかったの?」

実は毎日じゃない方がツラいんです。なぜかって?

たまにはちゃんと引用します。これまでのテクニックも引用してないだけで学術的根拠があるものに私の経験知を足したものでちゃんとしたものです。ほんとだぞ!


カナダのビクトリア大学の2015年の研究の要約

『人が新しく運動の習慣を形成する時のことを調べてみたよ。』
『実験に参加してくれたのは111人のこれまで運動の習慣がない人たち』

『何週間かに渡って調べたけど、なぜか6週間目に挫折して途絶えた人が有意に多かったよ。
『逆に6週間目に挫折しなかった人は、そうだった人に比べて習慣の頻度が多かったよ。
『具体的に言うと週4回以上の頻度があると週3回以下の人より如実に続いていたよ。

<参考文献>
Exercise habit formation in new gym members: a longitudinal study.


-習慣の頻度が多いと挫折しにくい

すんごくざっくり言うとこういうことです。

こっからは私の勝手な想像ですけれども、昨日言った「脳の可塑性」も関係あるんじゃないかなって思います。

脳の変化に必要なのは"変わらないといけない理由=障害"でした。
脳からしてみれば頻度が高ければ高いほどその"変わらないといけない理由"=必要性を感じるんだと思います。

週3で行うことより週4で行うことの方が、週4で行うことより毎日行うことの方が「慣れないといけない」のは道理だと思いませんか。

そして「慣れた」方がツラくなくなるのも筋は通っています。

-余談【可塑性の補足】

脳卒中や脳梗塞で能力を失った(麻痺など)人のリハビリは短期間で無茶苦茶キビシいことを行って追い込むそうです。

これは脳に変化の必要性をより強く喚起するためだそうで。
早く、大きく変わらないとこのカラダ生きていけないぞ」って刺激する。

すると緊急性を感じた脳は急いで変わる、大きく変わる。


この「短期間、高負荷」のリハビリを普通の人に試したものがありまして、
これまでなにも習慣をしたことがない人たちを集めて勉強、運動、瞑想を含めた1日6時間の習慣6週間毎日行ったそうです。むちゃくちゃキツい。

6週間後調べてみると参加者ほとんどの認知機能が爆上がりしてたみたいで、実験が終わった後も参加者のほとんどは同じ習慣を続けて出来ていたそうです。

1日6時間、運動・勉強・瞑想をする必要性があったから、そのように脳が変わったと考えられますね。

もちろんどちらの例も外部のサポートが充実しているから行えることで、
個人でやるのは難しいでしょう。

だから私たちは個人でやれる範囲で自分の脳に負荷をかけましょう。
いや、ツラさを感じた方がいいとかじゃなくて。

ぐら式習慣法はツラさを感じないように工夫してるだけで、脳に負荷は大分かかってます。だから調子に乗ってツラさを増そうとしないように。

そして少しずつ変わっていきましょうね。


頻度のまとめ

話が逸れましたが、「頻度が大事」って話でした。

ベイビーステップ化のように、毎日行えるように負荷を落とさせるのはこのためです。
ある程度の頻度を確保した方が、後々負荷を高めやすい。

週3で各日60分運動より、週6で各日30分運動の方が続けやすいんですね。


あなたが今日やること

1.習慣行動を行う
2.記録を取る
3.明日行う習慣の手間が少しでも減らせないか工夫する
4.夜、真の目標を思い返す


おわり

コミュニティ参加お待ちしてます。一緒に習慣やろう。
何も知らないけどこれから1から習慣化してみたいって方もお待ちしております。
教えます。一緒に頑張りましょう。


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