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読者の質問に答えました!③

先日、ブログの読者から、以下の質問を受けました!

もともと仲里さんの1冊目の書籍からファンだったことがきっかけで、軍用地投資に興味を持ち、軍用地を購入しようと決めました。そこで、質問があります。
不動産を購入すること自体が、初体験なので、一体、どこの施設を購入した方が、よろしいでしょうか。ご教授願います。

拙著のご購入、誠にありがとうございます。3冊も買って頂いて、心より嬉しいです!!

常々、私は、セミナーにおいて、「失敗しない!軍用地の選び方」として、4つの選択方法をお伝えしています。

①目の肥えた投資家

返還リスクが低い那覇空港用地、嘉手納飛行場などの施設を勧めています。
理由は、担保評価が高い、倍率のボラリティが小さい・安定しているからです。

担保評価とは、金融機関が独自に定めている評価のことで、年間の賃借料に対し、数十倍まで融資を実行するという意味です。

また、ボラリティとは、変動率を意味しています。一般で取引されている倍率が、経済や社会状況により、上がったり下がったりする変動が小さい方が、安心して投資できるからです。

特に、那覇空港用地は、他の施設に比べて、格段に安定していることから、目の肥えた投資家に人気が高いです。

私は、那覇空港用地を購入する方から、そのボラリティが小さいことを聞いて、納得しました。

私は、那覇空港用地を購入する投資家を一目置いています。

引用:琉球新報社 那覇空港用地

②初心者

嘉手納弾薬庫地区、トリイ通信施設、ホワイトビーチ地区など施設が多いようです。

理由は、倍率が那覇空港用地、嘉手納飛行場などより低く、利回りが高い。また、市町村によっては、単価上昇率に差があり、長期で運用すれば、キャピタルゲインも狙えます。

比較的に、売り物件数も多く、値段も手ごろな物件も多く、サラリーマンや公務員の方が購入されるようです。

引用:沖縄県 嘉手納弾薬庫地区


③上級者

牧港補給地区、那覇港湾施設、キャンプ瑞慶覧、普天間飛行場など、上級者、実物不動産を得たいです。

それらの施設は、再開発が見込める、化ける可能性ある、施設によりますが、意外な盲点で高利回りなどが理由です。初心者が、いきなり返還予定地を購入するのは、多少リスクはあります。

既に返還リスクの低い施設を多数所有している、資産や心の器が大きい投資家は、チャレンジする価値はあると思います。

引用:沖縄県 牧港補給地区

④相続税対策の人

固定資産税評価額の低い伊江島補助飛行場、キャンプ・ハンセンなどを購入して、資産圧縮ができるからです。

2024年度から、生前贈与とタワーマンション節税が改正されるので、今後、軍用地が見直されることが予想されます。

特に、キャンプ・ハンセンは、町村によって、相続税評価額が大きく異なるので、注意しましょう。


引用:琉球新報社 キャンプ・ハンセン


上記の軍用地の選択方法については、これまで私が数百名の方から話を聞いて、まとめた内容です。個人によって、意見は異なるので、あくまでも、一つの考え方として、参考にしてください。

最後までご覧いただきありがとうございます。
出会いに感謝です!

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