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飲食バイトで学べること 副業学習のためにやめるべきなのか?

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学生といえば居酒屋などでの飲食バイト。バイト募集サイトでも飲食はたくさん求人しています。

私も、一時期、イタリアンバルのようなところでホールのバイトをしていました。家から近いところで探していたので、バイト選びについて全く理解していませんでした。

とりあえず、おこずかい稼ぎをするために、数十円の時給の差を比較しながら、バイト先を決めました。

「バイトは時間の無駄」とか「得るものがない」とか、最近よく言われています。本当にそうなのでしょうか。

学生にとって、バイトは欠かせません。いやいややるぐらいなら、何か学べることはないか考えてバイトをした方が、ストレスになりません。

「飲食バイトで学べること」というテーマで今回は書かせていただきます。


・社会の厳しさ、お金の大切さ


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学生時代に、一度は親から

「お前は、甘い」

と言われたことがあるのではないでしょうか。学生はいつまでたっても学生、社会人の厳しさは社会に出てからはじめてわかると言われたものです。

社会の厳しさとは何でしょうか?

私は、「責任感」だと認識しています。

社会に出て仕事を始めると、自分の全ての行動に責任がついてきます。無責任な仕事をすると、周りの同僚に迷惑をかけます。

学生なら集合時間に遅れても「ごめん!」と言えば済みます。これが、会社同士のミーティングだったらどうでしょうか。自分が遅刻してしまったために、大きい契約を逃し、会社の業績にダイレクトに影響するかもしれません。

会社が経営不振に陥入れば、一番最初にリストラされるのは、一回の遅刻で、悪いイメージがついてしまった自分かもしれません。

学生と社会人は責任の重さが違います。

飲食だけでなく、バイト全般的に言えることですが、バイトを通して、社会人とつながることができます。いくら時給が安いからと言っても、社会人が求めてくるのは、社会人と同じレベルの責任感です。

適当にやっとけばいいか、では済まされません。少なからずストレスにはなりますが、少しだけ耐えてみれば、社会に出た時に、スムーズに仕事をできるかもしれません。

・社会での「責任」について

・無責任な行動をした後の末路

・責任感を持って行動すること

このようなことが学べます。


・チームワーク、協調性




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どんなに高い壁でも、仲間となら乗り越えていけます。一人のチカラがチリのようでも、人が集まり、チカラを合わせれば、大きなチカラに変わります。

飲食バイトは、シフトがチーム割のようなものです。
「月曜日はこのチームで頑張ります、火曜日は、、、」と、会社が割り振っています。

バイトを経験した人ならば、誰でもわかると思いますが、

「Aさんと同じシフトの日は、めっちゃラク」

ありますよね。この人となら、助け合ってめんどくさい仕事も、二人で早く終わらせることができる、これがチームワークです。

Aさんが、ただただ有能な可能性もありますが、Aさんが仕事仲間に思いやりを持って仕事をしているから、仕事がスムーズに終わるのかもしれません。

「これはやっといてあげよう」

小さな思いやりが、噛み合えば、めんどくさいことも、分割されて、簡単になります。

お互いが思いやりを持ち、仕事をすることで、スムーズに仕事が進んでいきます。

・チームワークは偉大

・思いやりが、仕事をスムーズに終わらしてくれる


・接客を通して


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飲食バイトのホールは接客があります。ご飯を食べにきたお客さんに対しておもてなしすることが、サービスです。顔も名前も知らない人に対して、おもてなしをすることは、日常生活の中にありません。

接客において特に大切なのは、「言葉」と「態度」です。友達と話す時と同じでは、失礼になりますし、そんな態度をとってしまうと、お客様を怒らしてしまうかもしれません。

接客での言葉と態度は、どんな状況でも、トラブルを回避することに適しています。横柄な態度のお客様に対しても、正しい接客をすればトラブルに発展することはありません。

「自分の方が正しいのに、、、」と思っても、「すみませんでした」と自然と口が動いていたら、接客は完璧です。時に理不尽なこともありますが、それをグッとこらえて行動することで、大きなトラブルにはなりません。

「言葉」と「態度」を学べば、大人とも会話できます。大人の輪の中に入って、失礼なく接することができれば、「若いのにしっかりしているな」と可愛がってもらえます。

・「言葉」と「態度」

・忍耐力

・トラブルを回避するスキル


・専門知識


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バイトを通して専門的な知識を学ぶことができます。

私はイタリアンバルでバイトしていましたが、イタリアンについて詳しくなりました。チーズやワインなど、以前は知らなかったことを知ることができました。

そんなの知ってどうするの?

知識は多くて困ることはありません。全てが教養となります。一度得た知識を、思いもよらないところで、また使う機会が訪れるかもしれません。

専門知識は、持っていて損することはありません。将来、イタリアンのレストランを経営したいと思うなら、学生の間にイタリアンでバイトして、専門的な知識をつけることは有益です。

焼肉屋を出店したい人は、焼肉屋で長くバイトしていれば、お客様が何を求めているのか、出店する前に何を準備しておくべきか、どのようなスタイルなら成功するかなど、実際の焼肉屋から学べます。

私の場合は趣味止まりの簡単な専門知識で終わっていますが、それをビジネスに活用することもできます。

・教養となる

・お客様の需要がわかれば、ビジネスを始める時に役に立つ

・専門的な知識は、アイデンティティとなる


・まとめ


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バイトでも学べることはあります。時間をお金で買うこの時代に、バイトばかりしているのは、あまりに芸がないかもしれませんが、無駄にはなりません。

新しいビジネスモデルを思いつくかもしれませんし、やりたいことが見つかるかもしれません。

逆に、自分が本当に嫌いなことを再認識することもできるかもしれません。

実際に行動した経験は、無駄にはなりません。自分のやり方によっては、大きなお金に変えることができます。

バイトは思考停止で、何も得ることがないと言われていますが、めんどくさいバイトに意味を持たせるのは、自分の考え方次第です。
同じ時間を過ごすなら、めんどくさい仕事の中から、チャンスを常に探していた方が断然良いです。

生かすも殺すも自分次第です。

せっかくやるなら、学ぶ姿勢で取り組んでみてはいかがでしょうか。

                       byぐんとも

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