見出し画像

戦国武将に学ぶ!No.8~本多正信①~



”軍師” こと、株式会社GUNSHIコーポレーションの社本です。


このnoteでは経営者の軍師としての目線で、
これからの時代を生き抜く戦略を発信しています。


私は日ごろより周りの方々から
”軍師” というニックネームで、
お呼びいただいています!(笑)

社名であることもその理由ですが、
私は自他共に認める歴史好き!
とくに戦国時代が好きです。


今回は、私が好きで見習っている、
学んでいる武将や軍師を紹介するシリーズ。


歴史には諸説ありますが、
中でも私が好きなエピソードや、
『ビジネスや人生に役立つのでは?』
という目線でご紹介しています!


最後まで楽しんでいただけたら幸いです。



■”出戻り” の軍師



今回は、本多正信(ほんだまさのぶ)
という武将をピックアップしました!


さて、誰の軍師でしょうか??







正解は…






徳川家康!!







これだけでも、きっと敏腕軍師だったに
違いないとわかるのですが、
本多正信の何がすごいかというと、
実は彼は、”出戻り” なのです。


ただ、一度出て行って、戻ってきた、
という単純な話ではありません。
三河一向一揆という戦いの際に、
家康の反対勢力に加担して戦いました。


元々、家康についていたおよそ半数が
反対勢力に加担しましたが、
結果的には和睦した戦いです。


ここからが、『家康はすごいな…』
と思ってしまうところなのですが、
和睦したあと、裏切った約半数の家臣たちに、
『戻ってきてもよい』と言うのです…!
他の武将だったら、文字通り切って(斬って)
しまいそうですが(笑)、
家康はそうはしませんでした。


しかし本多正信はこの時には戻らず、
全国巡業の旅に出てさまざまな経験を積み、
修行した上で家康のところに戻ったのです。


■”裏切り者” と揶揄されても…


本多正信がどんな人物であっても、
出戻った身であることに変わりはありません。
ですから、草履を並べさせられるような、
下っ端役からの再スタートでした。


この再スタートはもちろん、
簡単なことではありませんでした。


周りからは『裏切り者』と揶揄される。
しかし、一度出て、戻ってきた身であるから、
人の嫌がることを何でも買って出て、
こなしていきます。

実は本多正信は、武芸に長けていた
わけではありません。
戦で活躍できないことを
自分が一番理解していました。
そのためバックヤードで
官僚のように家康に仕えようとします。


これ、誰かと似ていませんか?


そうです、石田三成です!


自分の強みも弱みも知っていたからこそ、
自分が得意とする仕え方を選び、
目立たない、人が嫌がることでも
率先して買って出ることで、
どんどん認められていったのです。


周りから何を言われても実直に、
忠義を尽くす正信の姿を
ちゃんと家康は見ていました。


だから最終的にナンバー2として
仕えさせたのです。


現代風に例えるなら、
同じ会社で働いていた人が転職して
同業他社へ移り競い合ったところ、
元々いた会社が勝ち残って、
転職した会社は分散、倒産。


そんな経緯で元いた会社に戻ってきた
人物が、ナンバー2に…つまり、
副社長のポジションになるなんて、
誰も想像しないことではないでしょうか。


これが実現した背景には、
家康に人を見る力があったということに加え、
やはり本多正信本人の、並々ならぬ努力と、
自分のことをよく理解した上で
忠義を尽くす姿勢があったから
だと思います。


家康以降、250年続く徳川政権。
そんな家康の軍師だった本多正信は、
そういう意味では戦国時代における
ナンバーワン軍師と言っても
過言ではないかもしれません。


だからもっと人気があってもいいのに…!
と思っている令和の軍師です(笑)


少し先の2023年放送の大河ドラマは、
徳川家康を主人公にした
『どうする家康』
が放送されるそうです!


主演は松本潤さん!


家康がどんな描かれ方をするのかも
もちろん気になるところですが…
でもどちらかというと…(笑)


本多正信役の俳優さんは誰!?
どんな描かれ方をするのか!?


そっちのほうが…


気になります!!(笑)


本多正信は、実績を残した素晴らしい
軍師の一人だと思います。


大河ドラマ【どうする家康】を
きっかけに、もっと多くの方に
本多正信を知ってほしい…

2023年の大河ドラマも待ち遠しい…!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?