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ぐん税ニュースレター vol.23 page3 -ここだけの話-

税理士試験と税理士になるまで

税理士試験を受験している人にとって、今は追い込みの時期ではないかと思います。私にも約20年前の数年間、そんな時期がありました。

日商簿記1級を合格した直後、当時勤務していた会計事務所の上司(税理士)に「簿記論(税理士試験)を受けてみたら」と言われ、それまで税理士試験を意識した事はあまりありませんでしたが、その言葉をきっかけに受験を考えるようになりました。その年、簿記論に合格。ただし問題は次からです。簿記論は計算問題だけですがそれ以外の科目(財務諸表論・税法)は計算問題に加え理論問題があるため働きながら勉強するのはとても大変なことだと感じ、一念発起して仕事を辞めて受験勉強に専念することにしました。ただ時間が十分ある分プレッシャーも大きく、勉強しているだけなのに不合格だったらどうしよう…という思いも強くありました。受験勉強をしていた数年間は人生の中で最も勉強をしていた期間であり、自分で言うのも何ですがよくあそこまで頑張れたなあと思うくらいです。

そして合格後は十数年間専業主婦として家事・育児の毎日でしたが、この度縁あって税理士登録し当法人に勤務することとなりました。税理士会デビューして約1年ですが、以前お世話になったことがある税理士の方々に声を掛けていただいたり気に掛けていただいたりし、人と人とのつながりのありがたさにとても感謝しております。

ブランクが長く時代の変化についていけていない部分が多々ありますが、早く追いつけるよう努力していきたいと思う今日この頃です。

【今月のリポーター】
税理士 鈴木
群馬県出身・税理士
趣味:旅行(特に温泉とTDR)
ひとこと:今春娘が中学校に入学し、平日夜の塾の送迎と土日の部活の送迎という仕事が新たに増えました。子供が大きくなったら手が放れて楽になるのかと思っていましたが、なかなかそうはいかないようです。一番下は幼稚園の年中なのでまだまだ先が長いです…。

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