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中間デモデイ報告!「サン株式会社」さん

12月6日に開催された群馬県後継者イノベーション支援プロジェクト「アトツギ部」の中間デモデイが開催され、サン株式会社のアトツギである加藤さんがピッチを行いました。

キックオフイベント(10月25日)からわずか1ヶ月強の間に担当メンターであるジェネスティコンサルティング(東京都・システム開発会社)の西原鮮一社長と打ち合わせを重ねて作られた事業計画が発表されました。


足元の事業計画の3本柱

サン株式会社の祖業である道路にまつわる土木事業に加えて、加藤さんがこれまで積み上げてきたITのキャリアを活かしてIT領域の事業計画の3本柱を発表しました。

サン株式会社 加藤さん
  1. ジェネスティコンサルティングとの共同提案
    このプロジェクトを通じて出会った担当メンターの西原さんと意気投合し、お互いの強みを持ち寄った共同提案をすることになりました。IT企業としては先輩格のジェネスティ社とどのような価値提供になるのか展開が楽しみです。

  2. IT技術者の採用
    昨今のIT技術者の獲得競争は熾烈ですが、ジェネスティ社の採用ノウハウを共有し、毎年計画的な増員をする予定です。

  3. 土木工事分野におけるIT化
    自社の業務分析をしてDXの推進。このアトツギ部がフィナーレを迎える3月までにはまずは自社向けのアプリをリリースする勢いです。さらに群馬県内の同業者に対してもリリースする予定です。

さらに語られる夢!

ゆくゆくは群馬県の農業課題からITエンジニアの健康課題まで解決するソリューション、そしてITエンジニアによる半農半X生活から、キャンプ場運営など社員が楽しんで健やかに生活できる事業を夢見ています。
これこそまさにサン株式会社の企業理念である「社員の物心両面の幸福を追求し、交通安全施設業を通じて安心・安全な社会に貢献する事」を夢見るアトツギのプレゼンテーションでした。


レビューワーから太鼓判をいただきました!

レビューワーの株式会社クライム金井代表、株式会社so-happy大川代表

レビューワーから多数の応援コメントをいただいている中で、群馬県のITを牽引する株式会社クライムの金井代表から太鼓判をいただいたことをご紹介します。
群馬県が①災害の少なさ、②電力の豊富さ、③東京からスグの特性でITに親和性が高く、それゆえに今後も大手IT企業の進出が予想される地域であって、群馬県でIT領域事業を始めることに対して太鼓判をいただきました。

そしてIT技術者の獲得が困難だからこそIT技術者の労働集約的な事業ではなく、現在取り組んでいる土木現場向けのアプリこそサンが伸ばすべき事業であるとコメントをいただきました。

ただし課題はIT技術者の獲得とも。このプロジェクトを通じて担当メンターや専門メンターの協力を得て、IT技術者獲得のノウハウを身につけて同社が大きく飛躍いただきたいと思いました。

GUNMAアトツギ部事務局は、このやりとりをお聞きしながら、これからIT大国になるであろう群馬県でIT技術者養成事業も大いに可能性があるのではないかと感じました。

次回、3月16日の最終デモデイ(東京)での加藤さんのプレゼンテーションが楽しみです!これを読んでいる方もぜひ加藤さんの応援に来てください!


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