見出し画像

《115》できない分野から退く勇気

こんにちは、田中梓です😃

地震や台風などの天災が起こると、そのまま避難生活を余儀なくされるケースは珍しくありません。

飲食物だけでなくインフラも満足に整っていない状況では、外部からの物資支援が命となります。

支援される代表的な物資として飲料水やカイロ、毛布などが挙げられますが、中には千羽鶴というものもあります。

千羽鶴に復興や元気付けなどの意味を込めて贈る場合がほとんどでしょうが、最近では「千羽鶴は不要」「自己満足」という声も見られますね。

私も千羽鶴は不要だと思っています。個人的に作って、自宅に飾る分には問題無いですが、現地へ送ってしまうと様々な弊害にもなりかねません。

無力な分野から退く勇気も必要

天災が起こったとき、救護班や配送業などの専門家は言うまでもなく必要とされます。

当然ながら、被災時に直接役に立てない仕事や立場もあります。

千羽鶴は、「何かしたいけれど何もできない」という気持ちを和らげる一種の手段ではないでしょうか。

現地を応援する気持ちは素晴らしいですが、千羽鶴は残念ながらゴミとなります。それだけでなく、配送の労力や保管スペースなども無駄にし、やっと届いた物資が千羽鶴で現地の人たちにガッカリされる可能性も大きいです。

何かしてあげたいときに何もできないと理解して退くことは、悪いことではありません。むしろ、英断となることも。

潔く、最初からプロに任せることが最善です。

また、そのプロたちを応援する手段こそがお金です。

寄付や募金などで集まったお金は、プロによってベストな使われ方をされるでしょう。

金額の大小に関わらず、お金で助かる人たちがいるはずです。

「愛情はお金ではなく気持ち」という考えを一度取り除き、本当に現地のためになる選択をしていきます。

ここまで読んでいただきありがとうございました😊
今後ともよろしくお願いします✨




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?