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何かの風が吹いた〜経営者への憧れ・前編〜

その時、私は心がざわついていたんです。


美容部員として働いていた時代の話です。


私は、当時の商品の販売方法に疑問を持ち始めていました。

というのも、新商品など、会社が売りたいものを

売らなければいけないことが増えたからです。


お客様の肌の状態やお悩みは様々なのに、

どの方にも同じ商品をおすすめしないといけない。

お客様目線を忘れた商品販売に、モヤモヤしてたまりませんでした。

かろうじて、メイクやマッサージなどの施術サービスという仕事があったから、

お客様に対して綺麗になるお手伝いができる実感が持てたんですが。。。


とはいえ、お化粧に興味もあるし、メイクやマッサージも好きだし、

なんだかんだ言いながら、このまま化粧品会社で働いていくのかなと、

なんとなーく思っていました。


そんな時です。私は、飲食店を何店舗も経営している方と知り合ったんです。

私にとって、「経営者」という肩書の人と話すのが人生で初めてだったので、

その方の存在は、本当に新鮮で衝撃的でした。


イキイキしていて、楽しそうで、ハツラツとしていて。

その方を見ていると、経営者ってカッコいいなーと思っちゃったんです。


そして、、、思っちゃったんです、「私も経営者になりたい」って。


心が晴れなくて、なんだかくすぶっていて、心機一転したいと思っていた時だから、

そんな風に思ったのかもしれません。


今がターニングポイントだと感じました。