色々混ぜたらヤバいことになった

ここ数年ビジネス本って流行ってるね
本に限らずセミナーやらメソッドやらツールやら
スピリチュアル系では引き寄せの法則やら風水やらマインドフルネス

こういうの”意識高い系”と揶揄されたりしているけど
まじで繰り返される健康法みたいに
ずっと”本当の”とか”決定版”とかで永遠とループしているんじゃないかと
永久に可処分所得が吸い取られる蟻地獄なんじゃないかと思えてきた

偏に全否定するつもりはない
”おそらく”こういった有象無象になっているのは
原本・源流があってそこから枝分かれして複製されているはずだと予感した

カルピスをすごい大量の水で薄めて飲んでいると
薄すぎてカルピスの味が分からない
原液を濃くしないといけないはず

と言うことで
カルピスの原液飲みました

西洋哲学、老荘思想と原始仏教のアビダルマそして禅に世界史をミックスしてみた(ナポレオンヒル、ドラッカー、コヴィー博士はトッピング)

なんていうんだろう?
全てのフレーバーを混ぜたファンタだ
ドクターペッパーみたいな味

素人にはお勧めできない
気を許すとスピりそうになるし、世捨て人に成りかねない
今は口に含んだものをゆっくり咀嚼していこう

社会をハムスターで例えると
僕らは檻の中で飼われているハムスターが押し車を回している状態
一生懸命走っているけどなかなかうまくいかない
同じ場所にいるのにどこにたどり着くのか必死になっている

ビジネス本が教えてくれるのはより早く押し車を回す方法しか書いていないということ
この世に攻略本なんてないんだ

大事なのは押し車から降りて
檻から出て俯瞰して状況・物事をみること
(世阿弥の言葉で離見の見とも言う)

ここで大事なのは
檻には鍵なんてかかってないってこと
檻=鍵がかかっていると思い込んでいるだけ
全然行き来自由
そして外から押し車を見ると
”ずっと同じ場所回っているだけじゃん”ってわかる

ただ僕らは社会と言うゲームから上がりはできないので
また檻に入っていく
そして押し車を回す

今度はどこかにたどり着くなんて思わないし
ましてや早く回そうなんて思わない
適度に健康のために自分のペースで回す

気が付いていないハムスターは
さぼるとはけしからんと怒るだろう

八正道という言葉がある
正しく見て、正しく考え、正しく話し、正しく行動する
正しく生活し、正しく努力し、正しく思いを巡らし、正しく心を置く

正しさとは善悪や美醜ではなし
自然の法則

春に種を撒き、夏に水をやり、秋に収穫し、冬に備える
種や水をやらずして収穫はできないし
備えなくしては次の種もないだろう

なにが正しいのか
よくよく自然と向き合って感じ体験することが一番の学びなんじゃないかと思う

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