やなぎ(ギタリスト ジャズとフラメンコ、ロック等)

フラメンコギター(伴奏)とジャズギターをやるアマチュア+αギタリストです。

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最近の記事

1966 FUZZ FACE

実は1966 FUZZ FACEも手に入れたことがあります。 何で上げていなかったんだろう。 これはスイッチとポットが交換されていて(オリジナル付属)安かったのです。 トランジスタ(NKT275)も交換されているように見えますが、オリジナル。 コンデンサ類も交換されているように見えますが、オリジナル。 元のオーナーが某有名ファズコレクターで実際にやり取りさせて頂いたので間違いないです。 音は68 FUZZ FACE(NKT275)に比べてローミッドに寄った感じですね。 結

    • ダニエル フレドリッシュ フラメンコ 松 シープレス No.240

      ダニエル フレドリッシュの超珍しいフラメンコギターをアウラさんで弾いてきました。 ダニエル フレドリッシュというと杉 ハカランダ/インドローズの組み合わせの大音量のギターを思い浮かべますが、これは松を使った時代のものに相当します。 この個体もフラメンコですが、いい音でした。フラメンコなのに少しスペイン的な音から外れるような印象でした。 生粋のフラメンコギタリストはあまり好きではないかもしれません。 でもフラメンコも今やスペインだけでなくワールドワイドですからね。 こ

      • CORNELL FUZZ FACE

        CORNELL FUZZ FACEです。 実際にFUZZ FACEの製造をやっていたDENNIS CORNELLの手によるFUZZ FACEです。NKT275を使用していましたが、オリジナルと違い、おそらく白ドットの古いものだと思います。 これの後にAC128仕様のもの、そしてThe 1st FUZZに続いていたと思います。(違っていたらゴメンなさい) オリジナルと比べて音が違う(そもそも使っている部品も回路も少し違う)ところもあり、早々に売り払ってしまいました。

        • JIM DUMLOP Jeorge Tripps FUZZ FACE シリコン BC108

          2018年に新宿のイシバシ楽器のイベントで手に入れた物です。 ジョージ トリップスがトランジスタ選定・製作した1点限定のファズフェイスです。 これは完全1点物。ジョージトリップスが作ったものの中でもBC108仕様は希少ではないでしょうか? オークションに出したのですが、何と海外の方が買っていきました。 BC108仕様はまさに後期ジミヘンですが、これはオリジナルと比べても低ノイズかつ安定していて使いやすさが抜群でした。 ただエリックジョンソンみたいなことをやるには

          JIM DUMLOP Jeorge Tripps FUZZ FACE ゲルマニウム 2N280

          2018年に新宿のイシバシ楽器のイベントで手に入れた物です。 ジョージ トリップスがトランジスタ選定・製作した5点限定のファズフェイスです。 イベントには多数のお客さんが来ていてジョージ トリップスの超絶マニアックなファズフェイスのお話を聞いていました。 ジョージ トリップスはWay Hugeというエフェクターブランドを立ち上げて、LINE6社にも在籍し、今はJIM DUMLOP社の開発責任者としていろいろなエフェクターをプロデュースしています。 見た目は年齢不詳

          JIM DUMLOP Jeorge Tripps FUZZ FACE ゲルマニウム 2N280

          1959年 ストラト 委託販売止めました。

          とあるショップに委託に出して3か月経ちましたが、商談にすらならないので引き揚げてきました。 最近はコロナ禍だというのに、ヴィンテージギターの値段は変わらず上がる一方で、スラブのリフィニッシュ物でも150万以上が相場になってきました。 これなんか導電塗料を塗っている以外はオリジナルフィニッシュです。ポットとか変わっていますが、50年代メイプルなのでスラブのリフ物より絶対値段は高くなります。 でも59年のストラトって曲者なんですよね。 この3トーンサンバーストとメイプ

          1959年 ストラト 委託販売止めました。

          コンデ エルマノス 1978年 松 ハカランダ フラメンコ 黒

          パコ デ ルシアが使っている1975年にほど近い、黒のコンデ。 この年代はまだいいとされていますが、どうもバックのサップ(辺材)のハカランダが気に入らず。音も?? 結局買わずじまい・・・ コンデはグラヴィーナ工房かつファウスティーノが生きていた1989年までのものとフェリーペ工房のものであれば、まあ信頼があるものであるかなと。(ドミンゴ エステソ とコンデ兄弟の手が入っているものはこの2つの工房のみです) アト―チャと1990年以降のグラヴィーナ工房は謎です・・・

          コンデ エルマノス 1978年 松 ハカランダ フラメンコ 黒

          グラシリアーノ ペレス 2016年 松 ハカランダ フラメンコギター

          クロサワ楽器さんで売っていた時の画像を拝借。 グラシリアーノ ペレス 松 ハカランダのフラメンコギターです。 これも購入したのですが、1か月で売却してしまいました。 理由はマヌエル レジェスと比較してしまったんですね。 ビセンテ アミーゴが2013年の「Tierra」で使っていた製作家です。※この時は杉 ハカランダだったかと https://www.hmv.co.jp/artist_Vicente-Amigo_000000000035546/item_Tierr

          グラシリアーノ ペレス 2016年 松 ハカランダ フラメンコギター

          アルカンヘル フェルナンデス 1963年 松 シープレス フラメンコギター

          これもかつて私が所有していたものです。2020年11月くらいに売りました。 某 フラメンコギター兄弟の兄から譲ってもらったものです。 いい音だったのですが、表面版が張力で歪み始めていたので手放してしまいました。 やはりフラメンコの過酷な使用には耐えられないと判断したからです。 あと、もう一つ、白いゴルペ板です。 これは古いギターに多いのですが、白い理由は傷隠しなのだそうです。 それこそ派手な傷。 知り合いのプロの方にも聞いたのですが、白いゴルペ板は剥がすと1

          アルカンヘル フェルナンデス 1963年 松 シープレス フラメンコギター

          エルナンデス イ アグアド 1959年 松 ハカランダ

          これは上大岡の近くのUNISOUNDという楽器店で購入したものです。 こちらです。 なんと160万くらいでアグアドゲット!と思っていたのですが・・・ 全身ラッカーで塗りたくられて無残な状態でした。 購入後すぐにクロサワ楽器にて委託。 ラッカーで塗りたくられていても反応の良さ、甘いトーンは健在でしたが、やはりフィルターが一枚かかった感じ。 クロサワ楽器に預けていたところ、広島だったかな?クラシックギターの先生が購入希望ということで試奏用にクロサワ楽器が送ったので

          エルナンデス イ アグアド 1959年 松 ハカランダ

          アルカンヘル 松 インディアンローズウッド 1969年 フラメンコギター

          この記事のギターです。委託を引き揚げてきました。 上の写真はプロのライブで見せてもらった時のものです。 何しろ今クラシックやフラメンコ系の楽器は売れないみたいで・・・ LM楽器は活況みたいですが。 3カ月ぶりに弾くとやっぱいいですね。フラメンコの黒は。 低音が良く出て音も太いです。若干輪郭が甘いところがありますが。 このギターは前所有していた人がバリバリのプロだったので弾きやすいです。 弾きやすく調整されているということですね。アルカンヘルにありがちなテンシ

          アルカンヘル 松 インディアンローズウッド 1969年 フラメンコギター

          マルセロ バルベロ 1世 1955 松 シープレス

          向かって左の方です。右はサントス 2年前に弾かせてもらったマルセロ バルベロ 1世 1955年です。 これもすごかったです。クラシックもフラメンコも両方とも行けるギター。 音色の深み、反応、全てが1級品。スペインギターの頂点とも言えるでしょう。 バルベロ1世はハカランダものも弾いてみたいのですが、出ても秒で売れてしまうのでお目にかかったことすらないです。 でもシープレスでも十分その凄さは分かります。 この個体は1955年という晩年の作品。もうバルベロ1世のスタ

          マルセロ バルベロ 1世 1955 松 シープレス

          アルカンヘル フェルナンデス 松 ローズウッド 1997

          1997年作の非常に希少なアルカンヘルのフラメンコ 黒です。 私は1969年作のものを所有し、今絶賛売り出し中ですが この1997年作は本当に希少です。 90年代以降、アルカンヘルはほぼクラシックしか作っておらず、2000年代は基本フラメンコは作っていません。 恐らくこれもオーダーものでしょう。というかオーダーがいっぱいか・・・ これをパコ デ ルシアとかにも作って欲しかったですね。 アルカンヘルは自身がフラメンコギタリスト(しかも元プロ)なのでかなり本人の嗜

          アルカンヘル フェルナンデス 松 ローズウッド 1997

          ミゲル ロドリゲス 杉 ハカランダ 1975 チャーチドア

          ペペ ロメロが愛用したと言われる70年代のミゲル ロドリゲス チャーチドアです。日本では激レアではないでしょうか? 偶然手に入れたものです。 凄まじい音圧と反応の良さ、ペペ ロメロが愛用したのもうなづけます。 このギター、市場に出るたびにペペ ロメロが押さえてしまうため、一般流通はほとんどしていません。これも彼の放出品なのかもしれませんね。 とにかく反応が良いので、クラシックだけでなく、フラメンコでも威力を発揮します。簡易ゴルペ板は必須ですが。 裏板のハカランダ

          ミゲル ロドリゲス 杉 ハカランダ 1975 チャーチドア

          マヌエル レジェス 松 ローズウッド 1999

          前回のマヌエル レジェスと同時にあったこのインディアンローズウッド仕様のネグラ フラメンコギター。 最後までどちらを買うか迷いました。 結果、ハカランダの2000年を買ったのですが、失敗でした。 こっちを買うべきでした。結構使用されていたのに割れ一つ無かったので、心配は少なかったはずでした。 しかし私はインディアンローズウッドかハカランダかどちらを選べと言われたらハカランダを選びます。 理由は硬質な音抜けです。インディアンローズは弾き方がよろしくないともやっとす

          マヌエル レジェス 松 ローズウッド 1999

          マヌエル レジェス 松 ハカランダ 2000

          マヌエル レジェスの松 ハカランダのフラメンコギターです。 ゴルペ板なしの特注品。 フラメンコギターでは最高峰に位置するのではないでしょうか。 すごい音でした。低音の凄みと高音の鋭さ、中域のふくよかさ、どれをとっても一級品でした。ではなぜ手放してしまったのか。 駒下を中から撮った画像です。修理してあるのですが、修理が問題ではなくて・・・ 光で透けて見えるでしょう。表板が薄かったのです。音が出やすくなるように薄くしたのでしょうが、これではフラメンコの使用に耐えない

          マヌエル レジェス 松 ハカランダ 2000