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シナモンリーフの香りでリラックスタイムを過ごしませんか?

台湾シナモンの葉には、他の品種のシナモンと比べてもより豊富な香成分シンナムアルデヒドが含まれています。この成分には、以前の記事でも紹介したように健康面、精神面に様々な良い効果をもたらすことがわかっています。香りの力は素晴らしいです。心の調和をもたらし、日々の生活を少し特別なものにしてくれます。



1. 自然界の香り

台湾土シナモンの葉には、主に2つの香り成分が豊富に含まれています。それぞれに香りの特徴があり、それらが私たちの心や体に与える影響は異なります。

植物はそもそもどうして香りを放つのでしょうか?考えたことはありますか?植物が芳香成分を体内で生成して放つのは、簡単に言えば子孫繁栄のためにそれをサポートする昆虫を引き寄せる為、そして逆にその妨げとなる害虫を遠ざけるためであると言われています。そう考えると自然界の香りというのは、「一生懸命生きよう」という植物の思いの賜物なのかもしれませんね。

2. シナモンをシナモンたらしめる香りの主「シンナムアルデヒド」

台湾シナモンリーフの葉や枝にはいくつもの化学成分が含まれていますが、そのうちの80%を占めているのがこのシンナムアルデヒドです。およそ40度前後でその香りがより顕著になります。脳に働きかけて血行を促したり、プロアントシアニジンという成分がインスリンの分泌を活性化し、血糖値を安定させる働きもあります。勉強中、作業中、ダイエット中にはぴったりのアロマオイルです。


3. クローブに代表される芳香:オイゲノール

オイゲノールはクローブに非常に多く含まれている成分です。台湾シナモンの葉にも含まれており、たくさんの効能を持っています。

  • 抗菌作用

  • 抗ウイルス作用

  • 痛みを和らげる鎮痛作用

  • 防虫作用

  • 免疫賦活作用

  • 鎮痙作用

この成分はどちらかというと除菌や抗菌に優れていて、風邪の予防や風邪のひき初めの処理に活用できます。

3. ふんわり桜香る:クマリン

クマリンは自然界の様々な植物に含まれる天然の芳香成分で、シナモンの香りを構成する成分の一つです。クマリンはバニラに含まれるバニリンの香りと似ており、甘い独特の香りを持っています。クマリンの香りはよく桜餅の香りと形容されます。クマリンの過剰摂取は肝臓に負担をかけるという研究がありますが、日常生活で適度に摂取する分には大きな問題はありません。台湾土シナモンのクマリン含有率は低く、他のシナモンパウダーと比べても心配はい必要ありません。

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