コンセプト・未来のアーティスト像

1、コンセプトと未知
⒉未来のアーティスト
※「六本木クロッシングアート2022アーティストインタビュー」より

1、コンセプトと未知
市原えつこ…着地点は朧げながらあるが、明確に抱いて制作しているわけでは無い。思い通りにいかない結果に、面白さを感じることもある。

AKI INOMATA…2018年から、動物との共同制作作品を発表しているが、当時と2022年の今では、コンセプトは変わっている。

2、未来のアーティスト

市原えつこ…いろんな人やコンピュータなど、様々なものと共に作っているが、アーティストは触媒であると思っている。
科学者のようにエビデンスを取るわけでは無いが、新しい価値観を提示するのが未来のアーティストの役割だと考えている。

AKI INOMATA…人間、動物、機械などと共に作っているが、誰が作品の作り手なのか、アーティストの役割について問いかけをしている。
人間のことだけを考えるのでは無く、他の動物との関わりで、世界を見つめていくべき。カミキリムシが木に穴を開けている活動を見て、「モノの内部を彫刻する」という発想を得る経験をした。

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