27歳の弟と一緒にマッサージに行った話
こんにちは。
30歳、ブラコンのぐでです。
今日は、昨日(タイムリー!)、弟と一緒にマッサージに行ったときのお話をしたいと思います。
弟は俳優志望で、現在舞台俳優の養成学校に通っている27歳。
私と同じく精神疾患があり、日々の練習と精神的な疲れで体がかなりボロボロの様子です。
弟は私よりもずっと繊細で、いろんなことを感受性でキャッチして、それを深く処理するタイプ。
一緒に行動していても、その場の状況や、周囲の人の心の内をさらっと見透かしていて驚かされます。
それゆえストレスを周囲の人より感じているなと思っていました。
一方で弟は、とにかく「自分にはお金を使いたくない」というタイプというわけではないのですが、「疲れをとるためのケアとか、自分の一時の癒しのために使うお金はもったいない。使えない。」と考えるタイプです。
だからマッサージなんて今まで一度も行ったことがないんですよね。
自分のケアにお金を使うのは無駄だと実は頑なに考えていて、私が誘っても「いや、いい」と断られてばかり。
でも先日、弟がいつにも増して疲れきった顔で「練習で体が、手足が思うように動かないんだ」とつぶやいたのを聞いて、これはそろそろ無理にでも連れていかないと…と思い立ちました。
マッサージ初体験の弟、気が進まない様子でお店へ
先日誘った時も、弟は「別にマッサージとか、ほんといいよ」「そんなお金ないし」と言っていました。
でも私は「まあ人生経験だと思って行ってみようよ。お金の心配ならいらないよ」と軽く流して二人でお店に向かいました。
到着すると、元気いっぱいの中国人のおばちゃんスタッフに、ちょっと圧倒されている様子の弟。
受付を済ませ、私たちは別々の施術ルームに案内されました。
90分のコースをお願いしていたので、全体的な整体、足ツボ、ヘッドと全身をしっかりほぐしてもらえるとのこと。
私も少しワクワクしていました。
弟も着替えを済ませたようで、隣の部屋からは、弟がスタッフさんに案内されている様子が聞こえてきます。
分かりやすく声が緊張していて、笑ってしまいそうになりました(笑)
施術スタート。弟も少しずつリラックス
施術が始まると、マッサージ師さんが丁寧に全身をほぐしてくれ、私の肩や背中の凝りも少しずつ楽になっていきました。
目を閉じていると、「痛い?(笑)」とスタッフさんに聞かれた弟が小さな声で「いや、あー、すごく効いてます…」とぽつり。
どうやらだんだんとマッサージの気持ち良さを実感し始めたようです。
私はというと、日頃から肩や首の痛みが酷かったのですが、このマッサージで一気にほぐれていく感覚に驚きました。
心地良さと癒しで思わず「はぁ…」とため息が出てしまうほどです。弟もだんだんとリラックスしたようで、最初の緊張が和らいでいるのがスタッフさんとのやりとりから伝わってきました。
普段の生活では、どうしてもストレスを溜め込みやすい私たち姉弟。
こうして人に触れてもらって、体をほぐしてもらうというのが、どれだけ心地良いことなのかを久々に感じました。
マッサージ後の弟の感想は…
施術が終わり、ゆっくりと起き上がると、弟は自分の肩や腕をぐるぐる回しながら「体がこんなに軽くなるんだな」と驚いているようでした。
彼にとって、自分のためにお金をかけて体を休ませるというのは珍しい体験だったはずです。私もすっかり体が軽くなり、心の緊張も少し和らいだような気がしました。
お店を出たあと、弟は「本当はマッサージなんて贅沢だって思ってたけど、意外とこういうのもいいかも」と、少し照れ臭そうに言いました。
私は「まぁ体を労わるためにお金を使うのも、必要なことだよ。日頃一生懸命頑張っているんだから、たまには自分を大切にするのにお金を使ってもいいんだよ」と返すと、彼は小さく頷いてくれました。
自分を労わることにお金を使うのも、大切なこと
私も、もともとは、普段からあまり自分のケアにお金を使うことに積極的ではありませんでした。
特に無職になってからは、どうしても「無駄遣い」や「贅沢」に思えてしまっていました。
でも今回、久しぶりに弟と一緒にマッサージを受けてみて、自分の体や心を労わるためにお金を使うことは、本当に大事なことだよな~と感じました。
精神的に疲れていたり、体が重く感じたりする時こそ、自分に優しくする時間が必要なんだと実感しました。
自分のことを大切にするためにお金を使うことに抵抗を感じる人もいるかもしれません。
でも、たまには自分を労わることが、長い目で見れば心と体の健康に繋がるはずです。
そして、みなさんもお金を使うに値する頑張りを日々していますよ~~~!!と私はお伝えしたいです。
もし自分一人で踏み切れないなら、身近な人と一緒に試してみるのもいいかもしれません。
誰かと共有することで、心の負担が軽くなり、自分を大切にすることの価値が自然と感じられると思います。
そして、実は、その身近な人もまた、自分を大切にする時間が、必要な人だったりすると思うのです。
弟に楽になってほしいと思っていったのに、自分自身も疲れていることに気づき、思いがけず心と体が心地よくなってしまった私のように(笑)
皆さんも、たまには自分や身近な人とお互いをいたわるための時間やお金を使ってみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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最近どんどん寒くなっていますよね。
寒い日に、寒いままでいないで、ちゃんと暖かい服を着るというのも、心身をいたわるのに大切なことじゃないかなと思っています。
今週末は連休もありますし、本格的に衣替えをしてみるのもいいかもしれませんね。
ではでは^^
みなさんの温かいお心配り、ありがとうございます。 こちらでいただいたサポートは、このnoteの読者の方に還元できる用途に使わせていただきます。