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ランニングは日常に欠かせない栄養源~ご飯を食べよるなもの

今回紹介するランナーはシンガポール在住のマリーさん。
会社の経理として働き、3人の子育てに奮闘しながらランニングを楽しむマリーさんのライフスタイルとは、一体どんなものでしょうか。

彼女がランニングを始めたのは、シンガポールに引っ越してきた8年前。それまではテニスに真剣に打ち込んでいて、ランニングは体力向上のためにおこなっていた程度。しかし、シンガポールの高温多湿な気候ではとてもテニスができないと断念したそうです。そこで、家族のスケジュールとの兼ね合いや健康維持、そして体重を増やさないためにベストな選択肢としてランニングを本格的にスタートさせました。

彼女がランニングを始めたのは、シンガポールに引っ越してきた8年前。それまではテニスに真剣に打ち込んでいて、ランニングは体力向上のためにおこなっていた程度。しかし、シンガポールの高温多湿な気候ではとてもテニスができないと断念したそうです。そこで、家族のスケジュールとの兼ね合いや健康維持、そして体重を増やさないためにベストな選択肢としてランニングを本格的にスタートさせました。


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では、子育てや仕事で多忙な彼女はどのように練習しているのでしょうか。

基本的には、子供達が学校に行っている時間に走るそうですが、買い物に走っていってバスで帰ってきたり、シンガポールの暑さを避けて朝5時や夜の10時に走ったりもするようです。時には、息子さんのサッカー練習の待ち時間に走ることも。

ランニングは、数少ない”1人の時間”であり、いいストレス解消にもなっていると話すマリーさん。走っている間は、ニュースや音楽を聴いたりしてリラックスしています。

「年をとれば代謝も落ちて体重も増えやすくなるけど、年齢に文句を言うのは簡単。自分を健やかに保つためにも、ランニングは時間がある時にやるものというよりは、ごはんを食べて栄養をとるのと同じくらい毎日欠かせないものと考えています。そうそう、ごはんと言えば日本食も大好物。食べるのが大好きだから、旅行先ではその国ならではの食事を心から楽しみにしているの。たくさん味わいたいから、旅先でもちゃんと走らないとね(笑)食べることが大好きなマリーさん。特に旅行に行った時はその国の食事が大の楽しみだそうです。なので旅行中も走ることは欠かせません。特に日本食は大好物のようです。次第にそんなランニングは栄養をとるような感じで彼女にとって欠かせないものと言います。」

現在53歳のマリーさん。健康維持のためにランニングを始めましたが、次第にレースへの参加や、記録の更新にも関心けられを持ち始めます。

「ランニングが健康のためだけと言うと、効果のすべてが目に見えないこともあって少し気持ちがきつかったかな。大会に参加して記録が目に見えるようになることは、子供の時に学校で成績表をもらったのと似ている。私にとってはそれが大きなモチベーションになるの」


昨年は12時間ウルトラマラソン5回、ニューヨークシティマラソン、ベルリンマラソンも完走。練習スケジュールは目標の大会によって変化するようでし、ウルトラマラソンに向ける時前には時に6時間走を行うことも。マリーさんは常に挑戦できるチャンスがあることに感謝しているそうです。

「時にはランニング中に子供達からの連絡で引き返さないといけない時もあるけど、そんな時はまた時間を見つければいい。今日の練習が全てではないですしね。。」「レースでうまく走れない時も嘆くのではなく、まずはまた走れるチャンスがあることに感謝します。そして、練習日誌を振り返ってり改善点できることを探す。それがまた大きなモチベーションになってくる。表彰台には頑張っても上がれないけど、自分の成長を感じれることが何より嬉しいです。」

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今年はロンドンマラソンに向けて練習していましたが、コロナウイルスの影響で秋に延期されたため練習のペースは少し落ち着いているそうです。彼女の目標は、3時間30分を切って、東京マラソンの準エリートの基準を満たすこと。自己ベストの3時間33分からはあと3分のところまで来ています。

レースに向けた練習は落ち着いているものの、マリーさんは先週だけで103㎞走ったそうです。コロナウイルスの影響でマラソン大会が中止になる中、バーチャルマラソンで走った距離分がガン患者に寄付されるチャリティーに参加するためです。現在も、自分にできることがあるならと走行距離を増やしています。

そんなアクティブで心優しいマリーさんに「もし若い選手達にアドバイスを送るなら?」と質問したところこんな答えが。

「誰もが、いつまでも若いままではいられない。やりたいことがあるなら挑戦しましょう。競技を楽しめるかどうかは、現状の捉え方や自分の向き合う姿勢によって変わってくる。思い通りの結果が出ないとき、それを失敗と思っているのならそれは違います。いい時も悪い時も自分なりにその理由を見つけて改善点の克服に取り組むこと。そうすることであなた自身が成長していく。レースは楽しいものよ。心身ともに、自分自身へのチャレンジできる機会だもの」

話しているうちに、次第にマリーさんのお話に引き込まれていきました。

私自身も色々と学べることが多かったです。走る理由は違っても一人ひとりにそれぞれのストーリーがあり、お互いに学べることがたくさんあるのだと感じます。

日常からの学び、ランニング情報を伝えていきたいと思います。次の活動を広げるためにいいなと思った方サポートいただけるとありがたいです。。