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ランニングは社交の場

ノルウェー在住のマリアンさん。
現在は46歳、2人の母親、走ることが大好きという彼女。現在はフルマラソンからウルトラマラソンまで走ります。

12年前より、室内でのスピンバイクに励んできました。2013年には屋外でのサイクリングにも開始します。当時から時々ランニングも行なっていたと言います。2014年に初めてのロードレースに参加して10kmを走りましたが、バイクのレースの方に力を注いでいたと言います。

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転機は2016年に参加したハーフマラソンでした。ゴール後にもの足りなさを感じ、そこからはランニングにのめり込んで行きました。そして2017年に初めてのフルマラソンに挑戦。それ以降はフルマラソンを数回、ついにはウルトラマラソンにまで参加するようになりました。現在はフルマラソンの自己ベスト3時間28分11秒の更新に向けてトレーニングに励んでいると言います。

彼女にとってランニングは社交の場と言い、ランニングのおかげでたくさんの友達ができたそうです。
また走り始めたきっかけの一つに糖尿病を持つことがあるそうです。そんなこともあり現在ではFacebookを通してコミュニティを作り、ランニングを推進する活動も行なっています。

現在は中学校の先生として週3日働く彼女。練習は週3、4日と言います。育児もあるため旦那さんが家にいるときは大丈夫ですが、そうでない時は基本家の近所、もしくは子供達が自転車に乗って同行してくれる時もあるようです。週に2日の筋力トレーニング、ヨガも欠かさないと言います。

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ランニングを通して計画性を立ててトレーニングを行うことを学んだ彼女。

「焦って進歩する必要はなく、徐々にトレーニング量を増やしていくことが大事。怪我をして走れない時も他に筋力トレーニングやバイクなどやることはあるわ。モチベーションが上がらない時は友達やチームメイトと一緒に計画を立てて頑張るようにしている。一緒の大会に申し込みをすることも一つの手段ね」

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先生として生徒には夢に向かって頑張ることの大切さも伝えているそうです。もちろんしっかり教育を受けて、仕事に就くことの大切さも。
生徒自身が勉強したい分野を見つけ、途中で投げ出さないことを非常に重要視していると言います。
現在は23歳になる卒業生の1人の勉強の手伝いも行なっています。

自身ののランニング経験を教育の仕事の場でも生かし、周りの人たちを励ます彼女。今後もどんどん周りを巻き込んでいい方向に導いてくれるのではないでしょうか。

最後に余談ですが現在ノルウェーではランニングがどんどん人気のスポーツになってきてるようです。ジュニアの子達も走る子が増えてきてるようで、どうやらその背景にはインゲブリクトセン兄弟の活躍があるようです。テレビ番組シリーズにもなっているなどノルウェーではすごく有名なのだとか。

今後のノルウェーのランニングブームから目が離せません。

日常からの学び、ランニング情報を伝えていきたいと思います。次の活動を広げるためにいいなと思った方サポートいただけるとありがたいです。。