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【特典商法】鬼滅の刃 興行収入300億

※前もって書きますが、鬼滅の刃は面白いと思いますよ。

恐ろしやAKB商法

 AKBもCDに特典をつけて販売し、売り上げを伸ばしてきましたね。これと鬼滅の刃を比較することはできません。CDは廃棄されましたが、映画は視聴者の血肉となっている(はず)だからです。

 しかし、特典商法というものは恐ろしいですね。もともと、リピーターを多く望める映画にもかかわらず、特典を配布することでブーストをかけている。ブーストをかけても、売れない映画はあります。そのため、鬼滅の刃はもともと素材が良かったと考えるべきでしょう。ブーストがしっかり効果を表しています。

 特典商法の総本山、AKBの握手券商法もすごかった。歴代の販売記録をどんどん塗り替えていき、もはや、AKBが席巻する状態です。B'zや有名アーティストの記録をAKBが塗り替えて行った時、反感がもたれましたね。握手券欲しさに一人で何枚も買ってるだけだろ、と。世間の目は冷ややかでした。
 しかし、記録というものは、塗り替えられるか、興味を持たれなくなってしまうものですので、塗り替えられる分にはまぁ、仕方ないのかなと思います。

 映画のランキングでは、AKBほど単純に特典が聞くことはありません。そのため、今回は作品とマーケティングの勝利、ということでしょう。

千と千尋との対立煽り

 ジブリの千と千尋の神隠しとの、興行収入を競う話が盛り上がっていますが、これもマーケティングの常套句。正直、電通かどこかが仕込んでいるのではと勘繰ってしまいますね。
 ネット記事でよくありますが、ファン同士を対立させる記事を書き、実際に対立させることで、ビュー数を獲得する事例があります。または嫌な記事を書いて読ませることなど。千と千尋を持ち出してきて、ファンの対立を計るのは、本当に不毛な話ですね。どちらも良いし、どちらも経済に貢献しているで良いではないかと・・・。

ブランディング

 そもそも、日本国内の興行収入になんの意味があるのか。ランキングは、それを作りたい人がいるから作っているのです。そして、ランキングを作ることで、儲けようとしているところがあるのです。実際に、ジブリの鈴木敏夫が狙ってやっているわけではないにせよ、これまではジブリブランドがランキングによって確立していたわけです。今度は、鬼滅がランキングのトップに立つことで、商業的ブランド力を手に入れる(錯覚資産を手に入れた)。ただそれだけの話でしょう。

 そして、その錯覚資産を週刊少年ジャンプは利用し始めています。今日、盛り上がってますね。銀魂の映画の特典が、空知先生が描かれる鬼滅の刃のイラストだと。銀魂がやるというのが、ウィットに飛んでいて素敵です(異例という意味)。鬼滅は本編が終わりましたが、ドラゴンボールと同じで、多展開していく可能性がありますね。これで一つブランディングができてわけです。

 まぁ、あくまで可能性の話ですが。

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