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駆け抜けた4か月のワンオペ育児・仕事生活とそれを支えてくれた「問い」 - なぜワーママはまちづくりの仕事を続けるのか

1月2日に、旦那がイタリアへ旅立ってから4か月。
フルタイム・ワンオペ育児生活。どうにかGWまで駆け抜けた。
いろいろと振り返りたいタイミングなので、久しぶりにnote書きました。

4か月やりきった仕事、子育て。これからどうする?

お仕事では1人広報からチームリーダーになり、同時に経営企画チームも兼務して立ち上げにささやかながら携わり…。(この兼務のアクロバット加減は、小さな企業ならではの出来事だったかもしれないけれど笑、良い経験になってます!)

さらには今の会社に入社以来はじめて上司も変わりと、仕事もプライベートも変化の激しかったこの期間、我ながらよくやりきったぁーと、達成感が半端ないです。

その間には密かに日経の全国版に脇役だけど社名と新たな取り組みについて記事が出たりと、地方中小企業の広報としても少し前進できたなと実感することができました。

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(まだまだ自分のできることは少ないけれど、この街で働くのが幸せだな〜って、改めて思うことが増えました。)

一方で、日々目まぐるしい状況に、帰宅すればぐったり。子どもよりも先に睡魔に負けるという有様で…。絵本を何度顔面に落としたことか。家事の時間で精一杯。子どもの相手も本当はもっとしたいのに…。

もちろん、自分自身の頭を休ませる時間もなかなか取れず、今までは早朝に勉強や仕事をしていた時間も、正直なところ最近では起きれないほどに疲れがたまってきていました…。

それでも気持ちが元気だったのは、ある問いを自分の中で持つことができたから。

いろいろと向き合う中で、「結局、自分はどう働きたいんだろう?」ということをより強く考えるようになり、お試しでコーチングをお願いできないかと相談に行ったことで、自分のモヤモヤがスーっと晴れたのです。

自分の働く理由を思い出す - なぜ、こんなに頑張ってまで「まちづくり」がしたかったんだっけ? -

具体的に何が解決されたかというと、一言で言えば、自分の目線が組織での働き方から、社会における自分の果たしたい役割・思いに変わったということなのです。

まちづくり事業に幅広く取り組む地方の建設会社にいる私ですが、元々は幼稚園をリノベーションした、平たく言えば地域と協働のコミュニティスペースの立ち上げに関わっていました。

その後、この1年は全社の広報を任されたことで、仕事がさらに楽しくなってきて。良い意味で「どうやったら会社に役立てるのか?」「会社のことどうやったらもっと多くの方に知ってもらえるのか?」「この組織の中で自分はどうキャリアを積んでいけば良いのか?」と、組織軸で物事を考えることが増えていました。

はじめは、そんな自分との向き合い、会社でどう成長するのか?管理職を目指す?どう働く?問いう目線で、コーチングを受けたいと思って相談に行ったのですが…

そこでおっしゃっていただいたのは、
「どんなまちづくりがしたいの?」ということだったのです。


そうか…とハッとしました。
会社員としてどうなりたいとかの前に、私はまちづくりがしたかったんだよなって。不思議なことに、当たり前のようで、当たり前に思えていなかったことを思い出したことでパーっと視界が明るくなった感覚を抱きました。
会社のために役に立ちたい、という気持ちはもちろんそのままに。
けど、自分の実現したいことはもう少し高い視座の中で持っていたら、より強くいられる。そんな気持ちになることができました。

「この街が好き、自分らしくいられる」 そんな場所をつくりたい

詳細は本当に長くなるので改めて書きたいけれど…

今住む場所に近いエリアで生まれ育ち、高校を卒業して一度就職した経験を通じて、この地域の魅力や文化に自分たち自身が誇りを持つこと、この地域で育つひとが多様なキャリア選択を気持ち良くできる後押しが必要だと思い大学で学んだことを思い返しました。

この街が好きだ
ここで育って良かった
ここで出会ったひと、体験が自分をつくってくれた
そんな風に思えるひとが増えたらいいな。

そして欲を言えば、関わり方はどうあれ、この地域のために何かしたいというひとが増えたらいいな。

そのために、今の仕事に取り組むし、今は子育てとの両立で精一杯だけどもう少ししたら本業以外の取り組みを通じて、地域のキャリア教育も可能なかたちで関わっていきたい…という気持ちが改めて強くなりました。

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(業務上も地域の高校生と関わることを念頭においた取り組みをしていたので、実は1年半の期間2回に分けてキャリア教育コーディネーターの勉強をしたりしてました。)

現実的には、今は本業がどんどん多忙になりつつあり、子育てとの両立が優先順位が高いので全てにドライブをかけることはできないけれど、自分の「今だ!」と思えるタイミングは必ずくるはず。

だから、今は大切にしたい仕事や仲間、息子との時間や学びを生きることの中心に置きながらまずはしばらく頑張っていこうと思っています。

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