ペジオ

ガタリ(guattari)というバンドをやっています。

ペジオ

ガタリ(guattari)というバンドをやっています。

最近の記事

愚痴です

こんな夜更けに誰にも言えない叫びを抱えている。とりあえずこの熱を飲み下すための白湯を作って無音のまま散らかった部屋でこれを書く。 僕は頑張った。 精一杯やった。 一生懸命考えてそれで、結果は振るわなかった。 ちなみに音楽の話ではない上にバンドも全く関係ない話である。 多分何とも煮え切らないような言い方しか出来ないけれど、今はそういう感情をただ文章にしたためることしかできない。 読まなくていい。 しかし書いて公に置いておきたい気持ちがある。今この瞬間のこの熱は未来には起こら

    • 夏のシニフィアン(詩作)

      ベランダに焼きつく蟻の影 真夏の空に蝉の抜け殻を当てがって 縁側の木陰の果て 宛先を失った手紙の上で シニフィエを失ったシニフィアンが彷徨う 熱を帯びたコンクリートの連なりが この胸に焦燥を懐かせて 憂いを忘れた酔っ払いが 吸い殻をジッと見つめている 例えばあの日は正午を回っていて オレンジ色の自転車を軽やかに鳴らしていた 例えばあの日に回帰して 酔っ払いは灰皿を思い出で満たしたので タバコをそこに押し当てて 煙と一緒に消してみせたのだ

      • 寝不足惰眠倶楽部

        寝息まで荒い呼吸で泳いでく 瞼閉じ朝から逃げた空調の 外は嘘みたいな暑さです 明け方はカラスが群れています 遠い国の僕は魚を獲っていて 遠い国の僕は暖炉に手を当てて 遠い国の君は手紙を書いていて 遠い国の君は文字が読めない 冷めた指が僕の体を這っていく 肋骨を撫でれば波うつ手 海のような腹 蛇のような背 外は嘘みたいな暑さです 明け方はカラスが群れています

        • ラング・詩作

          ぼやぼやとした湿った空気を吸い込んで気持ち悪くなる肺 工業有機プレートと支えるコンクリの柱の上 ここは僕の中にある 帰り道の夕景と混在している 油膜のようなフィルター心象風景 現象に発火するニューロンは僕じゃない 傷つける言葉にビクつく体は僕じゃない 思い切り吸い込んで影を落とすはレントゲン 生命反応の果てにある君の横顔と サブリミナルに明滅するあの日の胸の鼓動 ラブソングではない仕方でありたい 雨の日の教室の蛍光灯を忘れないように ギターを弾け ギターを弾け ギター

          文章を核

          こんにちは。 ペジ男ことガタリのギターボーカル、グンジマです。今回ブログ代わり、客寄せ代わりに文章を書いていこうかと思い立って筆を取っています。 今回は文章を書くとはどのようなものか、について僕が考えていることを垂れ流していきましょう。 僕は例えば曲を作るときや絵を描くときなんかもモチーフやテーマ性とかを先に決めずに直観とか思いつきと勢いとかで全て決めるようにしている。 その時の気分とか言葉になる前の気持ちとかをかなり大事にしている自負がある。 僕の場合、言葉が言い訳的に駆

          文章を核

          春よ、サヨナラ

          たまには遠くへ どうせなら車で ゆらゆら揺られて バイパス抜けたら 過去から今まで テールランプが追い抜いて 残った光よ 僕らの思い出へと それじゃ またね 泣いていたのは 気付いたからだよ 春よ、サヨナラ 新しい朝と祈り さあいこうね 最後まで あいつは無知で 無知なだけなのさ 泣いていたのは 気付いたからだよ 春よサヨナラ 新しい朝と祈り

          春よ、サヨナラ