(8)プレスリリース掲載依頼メールの秘訣は、相手研究にあり<実例つき>
メールを開いた人に、頭を使わせない。
前回、インディーズバンドのライブ・イベント情報を発信するための、プレスリリースの書き方をお伝えしました。
今回は、プレスリリースを発信するための営業メールで意識しておいたほうがよい点や、書き方のコツを、私たちの経験からお伝えします。
~参考:私たちが置かれていた状況(高速)~
2019年8月。タイのインディーズバンド・TELEx TELXsの初来日ライブ情報を広めるために、とあるWebマガジンの編集部へ、プレスリリースを送付することになりました。
(本文の書き方編はこちら)
それまで、そのWebマガジンの編集部では、インディーズバンドのプレスリリースを掲載した実績はなく、かといってコネクションもない状況で、掲載してもらえるかは未知数でした(どちらかというと無理だと思っていた。)それでも、掲載頂ける確率を上げるために、私たちが営業メールで意識した戦略とは…?
(1)そもそも、なぜ「営業メール」なのか?
Web上でプレスリリースを拡散する手段は、主に2つあります。1つは、@PRESS・PR Timesなど、リリースの自動配信を支援するプラットフォームを使う方法です。もう1つは、リリースの内容と相性の良さそうなWebマガジンの編集部に、メールを送付することでお知らせする方法です。
インディーズイベントの広報では、前者(プラットフォーム)を利用することはそうないと思います(プラットフォーム使用料が1配信あたり3万円~かかります)。そこで今回は後者・営業メールをテーマに取り上げ、意識したほうがよい点などお伝えします。
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